Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

人生

夜中3時過ぎて帰宅

以前、前の職場から転勤する時は、夜中12時頃で片付けは終わった。 事務方も異動が決まりてんやわんやで、 お互いどうしてこんなギリギリまでてんこ盛りの仕事場の 引き上げ作業を? という感じで。 それでも、笑顔で別れた。 それを娘も見ていたので、かー…

X−day

今日は私のX−day。 たった1枚の診断書さえあれば、仕事から離れることができる。 転勤して4年以上、日記を書くことさえできなかった、 ものを考えたり書いたりすることさえ、記録を取ることさえも その気力や体力を全て奪っていた事から、離れる。 たった1枚…

リルケの詩から

『オルフォイスへのソネット』から1篇 「春がまた来た」 春がまた来た 大地は 詩をおぼえた子供のようだ たくさんの おお たくさんの詩を・・・永い勉学の 苦しみの酬いに 彼女は御ほうびを貰うのだ 彼女の先生はきびしかった ぼくたちは 老先生の白い髯が…

波平さんが・・・

『サザエさん』はいつもやっているものだと思っていた。 日曜日、いつもやっているのが当たり前だと。 それは、子供にとっての『ドラえもん』と同じ。 だから、いつの日かこういう日がやってくるとはわかっていても、 考えないようにしてきたのに、その日は…

針刺しに涙する

文化の日。しかしちょっと非文化的な生活。 昨日出かけたので、家の中でのんびりとしていると言えば聞こえはいいが、 家の中に閉じこもっているのと同義。でも、昨日正倉院展を見たからそれでよし。 朝、ぼーっと御飯を食べながらTVの前。 何気なくつけてい…

ビザンチウム

「ビザンチウム」という題名にダマされた。 最初は歴史物か何かと思ったのだ、「キングダム・オブ・ヘブン」のように。 ところが何と言うことだろう、売春宿の名前が「ビザンチウム」とは。 そしてそこに巣くっているのは、吸血鬼の女性。 つまり、生き血を…

I Have a Dream 

本日のグーグルはかの有名なキング牧師の記念日だそうで。 「I Have a Dream」(私には夢がある)のスピーチから 50 周年だそう。 自分が生まれていたとは思うが、このスピーチの記憶があるはずもなく、 何度も放映されるTVニュースやドキュメンタリー、映画…

旅行計画

以前絶対に行けないと思って諦めていた場所。 南半球は遠くて無理なので、北半球。 ヨーロッパは時差があるので、時差の殆ど無い所。 御飯の美味しい所。 憧れの世界遺産の観られる国。 旅行計画は立てている時が楽しい。 現地に行くまでが、旅行の醍醐味か…

老母80歳の誕生日

殆ど日長一日、寝床から出てこない。 けれども、記憶の底に残っているのか鉛筆を握りしめ、 いや、鉛筆であればまだいいのだが、サインペンや赤ペンを、 ボールペンの類を何本も身近において、新聞の山や雑誌その他、 赤線を引き、文字を写し、気づき上げる…

娘と『ホビット』を見る

ホビット。 この言葉を懐かしいと思う向きは、世界中に増えているのだろうか。 『指輪物語』ではなくて、『ロード・オブ・ザ・リング』という名称で、 全世界に知れ渡った有名な一大叙事詩とも言えるファンタジーは、 まだまだ記憶に新しいだろうか。 だから…

スカイフォール

夜中近く思い立ってシネコンレイトショーに行く。 『スカイフォール』を見る。 007シリーズ50周年を記念した作品。 なので、今までの作品に対する思い入れ、 オマージュ溢れる作品だった。 そのオープニングの緊迫感・躍動感、 ハラハラドキドキで見せるアク…

五重塔(五十のとお)

「五十の塔」と言うのだそうだ。 親が50歳の時に子供が10歳なのを、仏教の塔、 有難い塔に例えて「五重塔」と。 不惑の初産、不惑の子育てと思ってきたが、 お年よりは仏の恵みの子宝を、 年を取ってから授かる子供を「五重塔」 「五十のとお」と言って寿い…

マイウエイ―12000キロの真実

戦争映画は嫌いだ。戦争を題材にしている映画も嫌い。 大抵の場合、家人が見たいというので付き合いに見る場合が多い。 若い頃は話題作だから見たが、出来るだけ見たくないというのが本音。 しかし、今回はフリーチケットがなかったらやっぱり見なかった映画…

さよなら「もこもこもこ」

ふと気付くと、彼の訃報から1週間経っていたのだった。 (お亡くなりになったのは、3日。享年88才) 仕事の合間、明日一日乗り越えれば週末だ、などと思っていた、 そんな心の隙間。先週の新聞の整理をしながら、 ああ、そうだった、そうなのだったのだと。 …

娘は12歳、グーグルは13歳

私が世間でいうところの「結婚」をした頃、グーグルは誕生したらしい。 特別なロゴが出るのは、娘の誕生日と重なっていると今頃知った。 昔はそれほど検索に熱中していなかったから、余り知らない。 その当時、パソコン通信のツリー書き込みさえ珍しかった。…

『サンクタム』

これは悪い映画ではないが、後味が凄くいい・・・訳でもない。 極限下における人間性の追求、 タフなドラマなので残酷なことこの上ない。 自然相手に人間が出来ることは知れているから。 そこでどうあがいてもどうしようもない、 けれども誠心誠意出来るだけ…

「おひさま」の花嫁

何でこんなに切ないんだろう、朝の15分だけなのに。 通勤時間、車のラジオから聞こえてくる「おひさま」。 でもこれも、デジタル放送になると聞けない。 今だけ、今だけの車の中で聞く朝の連続テレビ小説。 切ない切ない、戦争の時代の花嫁。 今週は一夜妻の…

嬉しい記事哀しい記事

11日の日付でブログ友達のくまさんの所に赤ちゃん誕生。 めでたい、ほんにめでたい。ひたすら嬉しい。 自分のことのように嬉しい。 たった1度だけとはいえ、出産を経験することが出来た者としては、 人様のお産もどんなに大変だったか、あれこれ想像してしま…

淡々と誕生日

誕生日である。が、しかし、家人からの祝いの一言も無く、 僅かばかりのバーチャルなお付き合い、ネット上で祝われる。 せめて昔みたいに朝花束が届く!とかでなくてもいいから、 何かないかなーと思ってしまう贅沢な自分なのであった。 正直、少しばかり寂…

揺り返しと後悔

開発されていくことに、抵抗はできないのか。 田舎の都会、都会の田舎はずいぶん様変わり。 よく手入れされているように見える林は、実は悲惨。 落ちは毎年全部清掃されて、山土に戻ることは無い。 お陰で年々環境整備された土地は痩せ、木々は細り、 春とは…

佐藤忠良、老衰で逝く

宮城県人2世としては、震災はもちろん、彼の死はショックだった。 彫刻家として、特に母親からよく聞かされていた。 何かよほど思い入れがあったのだろうか、今となっては分からない。 父親は「佐藤斎藤は東北にはよくある名字で」と言っていたっけ。 確かに…

ERを録画

パソコンが不調。余り記事も書けないし、日記にならない。 下書き無しに日記を書くのだから仕方がないけれど、 日記の外の世界の現実は、最初から下書きなど出来るはずもなく。 ところが、録画された世界は見るごとに感動は薄れていくものの、 何度でも繰り…

花嫁が素顔になれるように

たまに別世界の人の話を聞く機会に恵まれる。 別に、どこぞのCMのように異星人と話すわけではないが、 普段会うことの無い世界の人、業界の話というわけ。 ビジネスマンだったら、異業種間交流とでも言うのだろうか。 まあ、そんな大げさなものではないのだ…

スティーブ・マックイーン ラスト・イヤーズ

先週金曜日に新しい読書用眼鏡を買った。 (何のことは無い、「老眼鏡第一号」をどこかに置き忘れて、 やむを得ず、新しいものを買わざるを得なかったのだ) 新しいものを下ろす時、月初めから使うのは気持ちがいい。 しかし、全く忙しい一日だった。 せっか…

フランス料理は止まり木で

勉強会は楽しい。しかしハードだ。 娘も家人もほっぽり出して、勉強会。 夜も21時を回って空腹。自分が何者なのかわからなくなる。 わかっているのは、あれから丸5年だということだ。 家人が倒れて救急車で運ばれて緊急入院してから。 次に娘の誕生日に転院…

今日逝ったのは

頑張っていた蚕蛾がとうとう逝った。 番(つがい)にする相手もいないまま、羽化して2週間。 頑張っていたけれど、とうとう・・・。 今日の「ゲゲゲの女房」でも、しげるの父親が亡くなった。 今週(第24週)のテーマは「人生は活動写真のように」だった。 老齢…

様々な偲び方

ラジオから流れてくる「新日曜名作座」。 『きりきり舞い』第4回「くたびれ儲け」。 の今日の話は、どうやら怪談話らしい。 西田敏行と竹下恵子の芸達者な掛け合いを楽しみながら、 家族の週末の「最後の仕上げ」を車内で過ごす。 家人は私たちを送るため、…

ヒックとドラゴン(ネタバレ注意)

バイキングの掟は「ドラゴンを倒せる者のみバイキングと認められる」。 故に主人公は登場人物の中で最も死に近い人間だ。 族長の跡取り息子として生まれながら、体格は貧弱、 ドラゴン戦士になれそうもない。 一人前の男として認められなければ、結婚も難し…

落雷と停電とそれから

仕事中に雷が落ちて、苦労して作画していた図が飛んでしまった。 幸いなことに途中までバックアップが残っていたものの、 雷で停電なんて久しぶりの経験だ。 先ほどから不穏な音を響かせていたこの雷を面白がって、 稲妻から何秒で音がするか数えていた先輩…

明日から娘は5年生

私が小学5年生の頃、何が楽しかっただろう? 木造校舎が建て替えされて、鉄筋コンクリートの3階建てになって、 高学年だけがそこに入れたのが嬉しかった・・・? 木の床の雑巾掛けから解放されたから? でも、1年生の時の木造校舎から3・4年生の木造校舎に、 5・6…