Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

In or out? (のるか、そるか?)

話題を振られた時に、答えるか答えないか、別の観点から言えば
関係性の問題です。かかわりを持つか、持たないか。
参加するか、しないか。受け入れるか、受け入れないか。
受容するか、しないか。
全てはどのようにかかわるか、意思決定の問題であり、
主体性の問題とも言えるでしょう。
選択を迫られ、決めるのは自分自身というわけです。


「この問題についてどう思う?(この問いに答える?)
「付き合う、付き合わない?」「(どう)する? やめておく?」
OK?  Or NOT OK?
いろんな自分自身、自分の(取りたい・取りたくない)立場、
役職、位置、仕事、自分のペルソナに従って、
判断して答えるのは自分自身というわけです。
[

この答案用紙に、どのような答を書いても構いません。
自分の意見であれば、いいわけです。単語だろうと、文章だろうと。
問われるのは、かかわり方です。かかわる姿勢です。
できるだけ色んな考えの元に、様々な答を用意して
吟味の上、答えるか、
気を利かせて、この場にふさわしい答えをもっともらしく用意するか、
気遣いの点から、この答え方でないとまずいだろうと
配慮して、答えるか、
自分の守備範囲、
   ストライクゾーンではないので見逃して3振となるも
気にせずに沈黙を守るか、
あっさりと(もしくは悔しい思いで)諦めるか。
答えられそうにないなあと思っても、何もない空白よりもましと、
とりあえず無難(と思われる)言葉を添えておくか、
受けを狙って冒険してみるか、(無謀なときもあるよね)
それとも、最初から、どうとられてもいいやという開き直りの元に
わざと外した答を書いてみるか。
(これも結構度胸や勇気が要りますね)


まあ、最初の選択として、わざと外すのは、まずいと思います。
場合によっては、最初から無視したと同じぐらいに受け取られて、
けんか吹っかけていると思われても困りますしね。
受けを狙うつもりはなくても、
そんなふうに受け取られる時もあるでしょう。
真剣に答えたつもりが、そう取られなくても・・・。
まあ、よくあることですから、世の中。


でも、忘れないでください。選択は意思決定の問題です。
あなたが「どうかかわりたいか」です。
関係性を持ちたくないと思えばNOですし、
その結果どのようなことが起こるかを想定した上で、
行動すればいいわけです。責任は自分で取ってください。
関係を持つと決めたのならば、どのような表現、
身振り、手振り、姿勢、物言い、書き方をしようとも、
その表現の仕方がどのように受け取られる可能性があるかも、
考えてみてください。
想定外、予想外のこともあるでしょう。
自分の意図とは、かけ離れることもあるでしょう。
でも、とりあえず、選択してかかわりを持とうとしたわけですね。


これは、大きなことなのです。
かかわろうとすること。かかわらないでおこうと決めること。
かかわりたくないこと。かかわりたくても、かかわれないこと。
かかわり方がわからないこと。それぞれ、明らかに違うのです。


さあ、時間は限られています。答案用紙はすでに配られています。
始めてください。
In or Out? 


もちろん、答えない自由もあります。
でも、いつも断ってばかりいると、「話題」そのものが
振られることがなくなることも忘れないでくださいね。
では、スタート。