Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

予想外の期待はずれ 

南森町 円町 梅田。研修、勉強会、映画。
行動範囲だけ見ると、一見、盛り沢山な一日。
その映画、MIBの三作目は、柳の下の泥鰌狙いのシリーズと化し、
期待していたほど面白くなかった。
それでも、安心して見ていられる方だと言うべきなのか?


何か得られるのではないかと思って、街中に出かけていく。
職場から離れたくて、仕事を忘れたくて、別のことに集中している。
望まぬ狭い枠の中で出来ることを少しでも広げたくて、
あれもこれもと欲張ってみる。幾つになってもあがいる。
「瓢簞から駒」になればいいけれど、実際は何も出てこない。
振っても振っても無い袖は振れぬではないが、期待したほどのことはない。


それが自分の裁量、器量、能力の為せる業よ言われれば、
為す術も返す言葉もないのだが、そこで挫けたりはしたくないと
世渡り下手な負けじ魂だけが、支離滅裂にも似て体をあちこちに運ぶ。
頭は付いて行っているのかと言われれば、はなはだ心許ない。
自分でも歯痒いくらい、飲み込みが悪い。
すとんと物事が腑に落ちて納得、身も心もすっきり、
得心がいったなんてことはさらさら無く、
何を期待しているのか自分でもわからないまま、
「出張って(でばって)」出かけてみるのだが・・・。


メン・イン・ブラック3 blu-ray & DVD

メン・イン・ブラック3 blu-ray & DVD


今日はまさにそんな1日。午前中は市内で、午後は京都まで。
それぞれ違う勉強会に出てみたが、今一つしっくりしないまま。
とって返して大阪での夜。気分転換にと予てから楽しみにしていた
『MEN in BLACK3』を見てみたのだが、うーん。
登場人物が年を取ったこともある、3匹目の泥鰌を狙うには、
内容もテンポもダウン、期待外れに終わってしまった。



シリーズ化すると、作品は劣化し始めるのか。
楽しさも面白さも奇妙奇天烈なアップダウンも?
ストーリーをおもしろ楽しく思い出すことも出来ない。
強いて言えば、何故2人がチームを組んでいるのか、
2人の絆はどこで生まれたのか。
家族のルーツを遡って時間を超えて、
物語を閉じる形でストーリーが作られていた。



フェイドアウトでも尻切れトンボでも良かったと思うけれど、
シリーズに幕を引くのに、こんな風に種明かしの巻のような
作品を作る意味があったのかどうか・・・。
元々強烈な訳者の個性と掛け合い、アクションとユーモアが取り柄だったのに、
妙にシリアスな人間関係と過去からの因縁譚を持ち出してきて、
やたらと湿っぽいエンディング。
これは望んでいなかった結末だったなあ。


Men In Black 3

Men In Black 3


今日の私に1日みたい。朝も早くから市内に出て勉強。
とって返してどころか、足を伸ばして京都よりも先まで行って研修、
訳のわからないまますっきりせず帰阪、気分転換で落ち込む。
何だかなあ、これではなあ。
MIBの映画が不発、予想外。
眼鏡といい、予想外だ。

Back in Time

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