Festina Lente2

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ナカノシマ大学と阪急電車

私のPCで「私鉄と打つと」何と、「死鉄と鬱と」に変換される。
先週大山崎の茶会が終わった後で、どれだけ気分が落ち込んでいたのか。
そんなに歓送迎会嫌だったのかと、我ながら呆れるが、
カメラを覗くと、ちゃんと保険を掛けていたらしく、
22日の水曜日に、大阪市内まで出かけてナカノシマ大学に出席、
家人のように「てっちゃん」でもないのに、鉄道の話を聞きに出かけていた。
多分、場所が気に入っていたからだろう。
中之島公会堂に夜出かけられる、その口実は大きい。


  

  

  


大阪で住むことも長い。主に世話になることの多い南海・阪急。
それ以外に地元の日本一高いと言われているローカル電車、
昔懐かしい阪堺線だって、奈良と名古屋に行く時のお約束、近鉄
滅多に乗らなかったはずなのに壮語乗り入れで神戸に行く時利用が増えた阪神
地下鉄以外に乗り回す私鉄がごっそりあるのは当たり前の関西。


  

  

  



本日そういう話が聞けると出向いたのだが、しかし。
余りにもあくの強いというか、キャラが立っている講師、
そのパワフルな独善的? な展開にちょっと付いていけないかと心配に。
結果、本来2時間で終わるはずの話が終わらず、次回以降持ち越しに。
阪急電車の蘊蓄を語るだけで終わってしまった次第。
まあ、学生時代だけかと思いきや家人の社宅と行ったり来たりの6年間、
お世話になった北千里線も含め、京都線神戸線宝塚線と思い出は尽きない。


  

  

  


小林一三の強烈なリーダーシップがもたらした阪急帝国。
人がいなければ、街を作り、人を呼び込み、住まわせ、利用者を増やせばいい。
人がいないから電車を引かない、ではなく、電車を引くから人はやって来る。
その発想で街が、劇場が、デパートがスタジアムが作られた。
その結果小豆色の阪急電車は走る。オリーブグリーンの座席と共に。
そんな話を聞きながら、更けゆく夜。公会堂はライトアップで美しい。



先週の水曜日のことをやっと振り返る週明け。
歓送迎会のことで、予定をこなして振り返る暇もなかった週明け。
さあ、もうすぐ六月がやってくる。
転勤して三ヶ月目。仕事も一段落、小さな正念場、一山越える時期。
私は私らしくやっていけるか?


  


華やかな都会の人々に混じって、一人街中で取る夕餉。
娘よ、君は明日のピアノレッスンに向けて、ちゃんと練習しているか。
そんなことを想いながら、一人取る夕餉の味気なさ。
あれから1週間近く経って、娘は週に1度の塾へ。
さてさて、迎えに行くために帰宅せねば。
夜遅々のお迎えに。


私の行き方 阪急電鉄、宝塚歌劇を創った男 (PHP文庫)

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阪急電鉄のひみつ

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