Festina Lente2

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上越・妙高びいき

本日のナカノシマ大学は、ちょっと毛色が変わっていてアサヒ・ラボガーデンにて。
食べ物関連ということで共同開催なのか? それとも・・・?
なーんだ、新潟県観光協会の肝入れですね。
それもよし、美味しい話は大好きです。


  


というか、今日の話し手は迫力のある姉御、話し上手。
小林明子氏は長年鍛えたライターとしての目と舌で、
堪能し尽くした上越の魅力について、
そして、もうなくなってしまったリゾートホテルの魅力、
土地の恵みの素晴らしさについて1時間弱語ってくれた。
もう少し時間が欲しかったなあ。


  


生粋の京女で食べることが生涯の趣味、
『あまから手帖』『文藝春秋』『SAVVY』などにおいしい記事を連発。
さすがスライドの写真も綺麗。あ、プロのカメラマンのもの?
妙高といえば、大学時代YMCAのボランティアで
小学生の子供達を連れて、スキーに行った懐かしい場所。


  


仕事でも一度いったかも知れないけれど、
あの20代の頃は疾風怒濤で駆け抜けてしまったのか、
自分が年を取ったからか、もう遠い昔の出来事になってしまって、
色んなことがごちゃごちゃになってしまって、詳しく思い出せない。
そんな私の前に提示される日本地図、「上越」とは・・・。
ん? 京に近い方から上。
あ、京の都に近い方から上越中越、越後の国ね。
なるほど、そういえば昔習ったことがあったような。


  


新幹線が出来ればあっという間というけれど、やはり遠い。
古くさい人間なのか、夜行バスで行って夜行バスで帰る。
そういうイメージしか自分の中には無いことに驚く。
スキーも学会も、何もかも夜に紛れての移動だった。
宿にいる時間は本当に寝ている間だけ。
滑っているか、学んでいるか、飲んでるか。
そんな昔のと、20代の頃のスキー三昧の冬と、
30代も半ばを過ぎて学び直しの日々の、夏の学会の思い出。


  


そんなことを思い出しながら、美味しいモノ、美しい景色、
贅沢三昧だった時代を先どりし過ぎて潰れてしまったホテルの話、
近くて遠い、遠くけれども近くなるこれからの話を聞く。
金沢で乗り換えたら新潟まで3時間半、上越新幹線で新潟へ行こう企画。
何でも某芸能人が白馬にまたがってでるお祭りには、観光客も増えるのだそう。

  


お土産は「かんずり」。これまた懐かしくて嬉しい。
これから寒くなる季節。おでんや鍋には最高!
でも遊びに行くなら、やっぱり寒くない時だなと
もう人生半ばをとっくに過ぎてしまっている自分の体力を思い、
小学生時代に教科書で覚えた高田の雁木のスライド写真を見て、
しみじみ思い返した軟弱者である。

せやし だし巻 京そだち

せやし だし巻 京そだち

地域自治の最前線―新潟県上越市の挑戦

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