阪神電車編

本日12月4日は、ナカノシマ大学にて恒例の人気講座。
「凄いぞ鉄道王国?阪神電車」のお勉強。
鉄子ではないけれど、知らないことを聞くのは楽しい。
かわいらしい小学生の男の子も、おばあちゃんと来ていた。
余程電車好きなのだろうか、一生懸命質問に答えている。
といっても、大人のようには話せないのだが。

　　

講師よ、君が博識で色々手練手管を持って話せることは知っている。
無邪気な小学生相手にもう少し優しく接することは出来ないか？
ちょっと鼻についてきた物知りマニアにありがちな、
ここは大人の社交場で、子供の出る幕じゃないぞ的な、
大人げない牽制球をやめて、話をしてくれたらもう少し気持ちよく
今回の講座も聴けたのだが。

　　

講座の愁眉は、阪神大震災によって如何に被害を受け、
どのように建て直し、頑張って来たかという下り。
実際、震災の時に阪神電車の被害は甚大、立ち直って今がある。
その話を関西でせねばどこでする、関西私鉄編、阪神電車編なのだが、
あちらこちらのトークショーで、話題の人になって、
専門職の傍ら副業の鉄道トークが受けているからって、
小学生を手荒に扱った今回の出来事、それ以外にも今までずっと
マニアックではないただの人間や、話題の途中で、
罵詈雑言を挟んで下品な言葉・ネタを連発する辺り、
ナカノシマ大学のスタッフももう少し注意してもいいのじゃないか。

　　

何も、こちらはお金を払って話を聞きに来ている。
知らない世界を垣間見て気持ちよく帰りたい。
君たち何しに来ているんだ物好きなと、そんな前振りや荒くたい言葉で
揶揄されるような、そんな立場でも年齢でも職業でもない。
少々講師の伸びてた鼻が鬱陶しくなってきた今回。
こういうカリスマ的な強気の発言に心酔する輩も居て、情けない。

　　

知識はもう少し奥ゆかしく、「ひけらかして」貰いたいものだが。
ま、いずれにせよ、来年もう一回残すだけ。
せっかくここまで電車について聞いてきたのだから、
それなりに筋を通して聞こうとは思う。
でも、自分よりも殆どが年配の聴衆に向かって、
下世話なネタや言葉遣いで知識を振りまいて周囲を愚弄するような、
講師の立場を笠に着た横柄な態度で話すのはやめて貰いたいね。

阪神電車―街と駅の1世紀 懐かしい沿線写真で訪ねる

阪神電車 (キャンブックス)

阪神電車のスピード。
平均駅間距離１km未満の阪神本線でビートを刻む、
加減速性能日本一を誇る普通用車両「ジェットカー」。
信号のマジック。
路線長わずか48.9kmと近鉄の10分の１以下でありながら、
直通運転により1998年には姫路、2009年には奈良へ。
そう言われると相互乗り入れ、相互運転の凄さに改めて目を見張る。
話の組立自体は立派なのになあ。

その後、知り合いと窯焼きピザで晩ご飯三昧。
中央公会堂のライトアップが美しい季節となった。

阪急電鉄のひみつ

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