声の出ない日々
某市役所勤めの友人の話を聞き、転勤の度にあちらこちらたらい回しとも思える、
専門職を無視した配置転換に、どうやって職能を上げるのだろうと、
総合職というのはそういうものなのかと唖然としたことがある。
自分の場合は、そういうものとは次元が違うので、
転勤を繰り返しても、まあ、それほど仕事内容にさがあるわけで無し、
若い頃と異なり、役職が付けばそれなりに、
無ければ無いで、それもまた気楽。
そんなふうに鷹揚に構えて、理不尽な転勤にも臨んできたが。
何しろ周囲は「栄転」だと思っているから都合が悪い。
いい所に行けて良かったね、そういう反応が殆どだったのだ。
しかし、部屋も冷蔵庫も、自分専用のプリンターや机もなく、
応接セットも何もない、書架さえも自分用の場所がない。
そんな手狭なところで、郷に入っては郷に従えと思いつつ、
良くこれで「回っているなあ」と、唖然とする日々。
そして、隣席から理に叶っているような言葉でもって、
実は延々と嫌みだけを言われているような、
束縛が掛けられる日々。
転勤してきてこの席が決まっていたのは、
「嵌められた」としか思えないような、座席配置。
こういう日々がいつまで続くのかわからないが、明日は月曜日。
何とも気が重い。
そして、最近図書館から借りて読んだ本。
- 作者: はやしみこ,金原洋治,かんもくネット
- 出版社/メーカー: 学苑社
- 発売日: 2013/09/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
現実には場面緘黙でも何でもなく、私は自分の気持ち、思いを伝えて、
要求を出せるけれど、心の中は、まだまだ未解決のまま。
何しろまだ3ヶ月、隣人と暮らすわけだから。
職場内環境が変わるまで数ヶ月、本当に耐えることが出来るのか、
私?
そんな思いで一杯なぐらい、明日の月曜日が嫌だ。
- 作者: グレゴリー・L.ジャンツ,Gregory L. Jantz,白根伊登恵
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2002/10/01
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (10件) を見る