Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

夜中3時過ぎて帰宅

以前、前の職場から転勤する時は、夜中12時頃で片付けは終わった。
事務方も異動が決まりてんやわんやで、
お互いどうしてこんなギリギリまでてんこ盛りの仕事場の
引き上げ作業を? という感じで。
それでも、笑顔で別れた。
それを娘も見ていたので、かーちゃんは夜中の帰宅と踏んで、
勉強が終わった後、そろそろ帰ってくるだろうと思っていたらしい。


とうとう娘が眠る頃になっても帰れなかった。
夜中3時を等に回ってから帰宅した私は、
久し振りに風呂の中で寝落ち、娘の声を朝方に聞いた。
それから、「御免、今日はお弁当作れない」と断った。
夜、塾のお迎えだけ約束してベッドへ。
久し振りにベッドで、泥のように眠った。


もう、明日のことを毎日のことを心配して、
心の奥に怒りを溜め込んで苛々しながら過ごさなくても、
自らに課したノルマを淡々とこなし、
機械のようにならなくても済むのだと思いながら。

今晩は合唱の練習(2回目)の予定があった。
これが無かったら起きることは不可能。
これは、自分自身で毎日の生活に掛けた1つの保険。
職場とは異なる世界、世の中と関わって生活すること。
決して引きこもって生活しないこと。
出掛ける予定を作ること。

 
自律神経失調症を知ろう

自律神経失調症を知ろう


片付けが完璧な訳じゃない。元より片付けは苦手だった。
疲れていて、物の整理や整頓ができない。
職場も、机の上も、室内も、当然家の中も荒れていく一方。
頭の中、心の中は同じ。
文章が書けない。読めない。感じられない。
その連続が続く。辛うじて仕事をしていても、
地面が陥没するように、何かが心や頭の中で消えていく、この感覚。


物、ばかりではない。
心の中も、人間関係も、何もかも整理整頓が出来ない程、疲れていた。
多少の嫌みや偏見、突っ込みや批判、そういう物を笑い飛ばせる、
もしくは微調整するために少し立ち止まり考える、
アドバイスを求める、気分転換をする、
当たり前の心身の健康さと仕事との連携は、何処にも見出せなかった。


混乱とウンザリしたやり切れなさばかりが付きまとい、焦げ付いた。
自分の心が焼け焦げ、咽せるような毎日。
今まで経験したことのない、全身に出る蕁麻疹。
風邪でもなく肺炎でもなく続く、咳と痰、胸の痛み。
元気な時なら回復する一時の不調は、一時では済まなくなった。


仕事から撤退するのは心苦しく哀しい。
やりかけた、手掛けたことを中途半端に手放すのは心痛い。
それはそれで辛くて哀しい。


だが、職場から距離を取るのは、違う。
職場の人間関係、いわゆるボスキャラの鬱陶しい権力欲から
意にそぐわぬ者に対する有形無形の扱いから、
やっと逃れることができると思えば、ハイな気分で片付けられる。
整理整頓などできなくても、夜中何時であろうとも。
そうだ、拭い去ってしまう勢いで離れなければ、
捨て去る、消去する勢いで離れなければ、自分が潰れてしまう。


職場を離れる決心をして、
蕁麻疹と咳はあっという間に軽減した。
もう、体は休みたがっている。休まなければ持たない。
馬鹿みたいな意地の悪い差配に一喜一憂、影響されて、
大勢に影響のない裏方の仕事をするのは沢山。
不毛のクレーム処理に追われるのは。


ゆっくり息ができる、ゆっくり休める、
目を閉じて横になることができる、
そんな時間を、日常を取り戻す。
味も匂いも非日常ではなく、日常の中に取り戻す。
その決心の一日目。紙切れ一枚の有効期限が始まった。

ストレス、うつ、自律神経失調症を治す (知恵とコツ)

ストレス、うつ、自律神経失調症を治す (知恵とコツ)

自律神経が弱っている人の9割は首がこっている

自律神経が弱っている人の9割は首がこっている