Festina Lente2

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憩室炎で救急受診の日曜

全く痛みは治まらず、薬は効いているんだかいないんだか。
もっとも、本来憩室炎の炎症は悪化しないように、
(もしも炎症が広がったら腹膜炎で目も当てられない)
入院、24時間点滴の絶飲食で管理される。
通院の1回のみの点滴と服薬ではお話にならない。


本日、日曜の救急担当医は内科、胃腸科だったらしく
昨日の循環器専門医とは異なり、触診、及び、
過去のカルテを見てフルマリンよりももっと良い点滴、
(溶かす量も多かった)
及び、飲み薬も追加してくれた。
何よりも説明が丁寧で、分かり易かった。
それだけでも、不安は幾分減るというものだ。


食欲はあれど、気持ちは悪い。
このアンバランス。食べられないからお腹は空くが、
1かいの点滴では水分は取れない。
経口補水だけでは栄養は不十分、しかし、
内臓に食べ物を入れるということは、胃も腸も削られる、
そう、痛みは内臓を食物が無理無理通っていく、
傷口をこそげながら通過していく、そんな感じ。
そして、それがお腹だけではなく、骨盤から下腹部へと続く。


以前の憩室炎は腹部上部へ盛り上がるように痛みが走ったが、
今回は逆、下へ下腹部へ左から右へと伸びるように痛みが走る。
ガスが溜まっているまでは行かないが、
体が口から下まで1本の管から成り立ち、
その管があちらこちら綻びて、大変な感じ。


もっとも、破れていたらこれよりもっと痛いのだろうが。
何とか歩いて、運転して、救急日曜診療で受診している段階で
入院ができるはずもなく。
以前は、受診後、歩けなかったから即入院だったのだ。


まんが めざせっ! 総合診療専門医 (総合診療専門医シリーズ)

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友人から病気見舞いの金木犀のお茶が届く。
ごめんよー、絶不調の寄り合いアパートの如く難渋している私。
抗生物質が効いてくれて、多少なりと痛みが経ればいいのだが。


そのクラビットも夕方飲み損ねて、(一口の水分が少なかった)
喉に張り付きなかなか取れず、
溶けてちゃんと胃の腑に落ちていってくれたか、
一騒動の夕食時。嚥下機能も落ち込んだのかと焦った。


1週間前に家人と訪れた高野山
録画のブラタモリで復習しようと思っていたのに、
それどころではなくなってしまった。
落ち込んでいる暇もないくらい、痛い。


入院・絶飲食・静注生活だけは避けたいが、
家にいると親と娘のことが気になる。
寝たきり安静にはなれない。
家事は、何処にも切れ目がないので、
身体の養生に関しては負のスパイラル。やれやれ。


感染症プラチナマニュアル 2017

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