引っ越し当日
午前中に引越し業者来る。
この業者と接するのは、個人的には初めて。
荷造り用の備品が少ないと気になっていた。
6年前、9年前の引越しの箱や備品、使えるものは取っておいた。
なので、今回かなり助かったのは梱包材の類…。
経費節約のためか段ボール箱まで従来品より薄いような感じ。
微妙な段階で紙質を落としているのか。
中身確認のための外側印刷事項も、今一つ。
バイトか不慣れなものもいるのだろう。
中心らしき人物は、「○○と××荷はこれこれは運ばせるな。
落とされたら叶わない」と指示を飛ばす。
引越しは一点でも損じものがあれば保障、賠償の責任が来る。
湯のみ茶碗の類ならともかく、TVだ洗濯機だと大物家具になってくると、
その損害賠償たるや馬鹿にならない。
下手すると引越し代よりも大きくなってしまう。
ガラスの戸の食器棚(これはもらい物)、
その他大物家具を持たない転勤族の私たち。
引越し屋が難儀しているのは大型画面で扱いにくい液晶TVとエレクトーン。
分解するのも組み立てるのも大変そう。
すったもんだしながら積み込みが終わり、1時を過ぎた。
積み込みに球形を含めて3時間以上掛かったことになる。
狭い社宅のアパートの3階を人海戦術で積み込むのは大変。
そして、トラックは一路関東へ向かう。
私たちは新大阪で食事。再び昨日の感慨が母娘父、3人の中でぶつかり、
「口に出さなければわからない」「自分の気持ちをはっきり表明せよ」
「いちいち言わないといけない価値観の差があれば暮らせない」と、
喧々諤々の口論を伴う昼食となった。
双方気持ちがささくれ立って、
引っ越し当日の今日を迎える前から疲れ切っている。
別れの寂しさと環境の変化が輪をかけて、イライラが募る。
とーちゃんかーちゃんは初めて二人きり、新幹線で東下り。
徳島から関東に向かった折は、フェリーで車ごと引っ越したから。
今回は体だけ先に行き、トラックを待つ形。
見晴らしのいい駅前のホテルに泊まり、雨の中、景色を見る。
これか家族旅行だったらどんなに素敵だろう、こんなホテル。
疲れ過ぎて食欲が無いけれど、ホテル内で食事。
明日は搬入か…。娘には学校があるから休めない。
夫婦二人の水入らずで泊まる楽しさも嬉しさも半減、
眠れないまま、すぐ朝になる。
切ない七夕、イタリアンの夜。
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