心の余白?
メンテナンス日を意識して年度末に入れている。
焦って仕事をしているわけでは無いけれど、気忙しいこと限りが無い。
勤務評定も応える。別に悪いわけではなく標準以上だけれど、
それで満足できているかどうか、自分自身納得できる状態かというと、
実はそうではなくて、達成感や充実感は失われている感じがする。
失われていると言うのは語弊がある。自分がそう感じている。
満足できていないということ。
世界的な不況の影が世の中を覆う、それ以前から収入はジリ貧。
貧しいわけでは無いけれど、時間外労働とサービス残業が多すぎる。
疲労して行くのは体ではなくて心の方。
だから、意識して職場を離れて頭を空っぽにしなければ持たない。
もしくは、より専門性の高い、またはより自分を必要とされている、
そんな感触の強い所に、自分自身を実感できる所に、
仕事と距離を置けるところに、自分の体をよっこらしょと運ぶ。
TVや本の話はするのに、学校の話はしなくなった娘。
いじめや男子とのいざこざで、うんざり。
学校は面白くないのだと、どうでもいい感の強くなった娘。
マンガや本の世界に入っていくのは悪いことでは無いけれど、
自分の居場所が現実世界から少しずつずれて、
他人から見たら避難、逃避しているのではないかという所まで、
そこまで行く一歩手前で踏み止まって欲しいという気がしないでもない。
本に没頭する楽しさ・良さと同時に、その弊害も身を持って知っているだけに、
少々気になっている今日この頃。
似なくてもいいところばかり似るなあと、ため息。
そして、私自身は避難所の存在を、職場から物理的に距離を取ることで、
つまり流されるのではなく、自分の意思で動く事で実感する。
なんだか幾つになっても反抗することで存在意義を確かめる、
そういう青臭い部分を大切に持っているようで、恥ずかしい。
でも、仕事と家、職場とかーちゃんとの距離さえ開きつつある娘、
自分と老親、私と家人、それぞれとの間の距離を考える時、
眩暈のする思いに囚われる。
いえいえ、更年期障害の眩暈でしょって。もう、そんな。
寒気や頭痛、吐き気や胃の痛み、冷え上せや肩凝り、
こむら返りや早朝覚醒、みんな不定愁訴で終わっちゃう。
というより、これが日常生活なので、ある意味相談にはならない。
こういうのが当たり前で、どこからが当たり前じゃない生活なのか、
そういう事を受け入れていくのが、この年齢、この年代なのかなあ。
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