なかなか見に行けない
仕事が滞っている。自分の怠け心のせいだ。
何と言うことはない、やる気が今ひとつ起こらない。
いや、体調が緩やかに戻って来ているのにもかかわらず、
本調子でない証拠に、映画を見に行く気力がない。
元気であれば、気持ちに張りがあればてきぱきと片付けて、
家の中を何とか片付け、都合をつけ、時間をやりくりし、
夜中にシネコンに走っていく元気があるはず。
なのに、そうしないのは仕事が滞っているせい。
どこから片付ければいいか、わからないのではない。
文字を書きたい。文字を読みたくない。
文字は書きたい。文字は読みたくない。
読むのが面倒。汚い訳のわからない、意味の通らない、
自分の人生の時間を切り取ってまで費やして読むべきものではない、
書類の山に埋もれてしまうのが嫌なのだ。
近所にシネコンがあるというのに、いい映画も沢山、
時間潰しにも、話題作りにも、気分転換にもぴったりの、
そんな映画があるというのに、財布から消えていくのは、
普段の買い物+薬代・診療費、あっという間にお札が消えて、
財布はどんどん空になる。毎日持ち帰り仕事。
ちっとも書類の山は減らない。
読書用眼鏡と言い換えられる老眼鏡を掛けてまで、
仕事をしなければならない、それも、
読むに値しないものを読んで。
ああ、映画を見に行きたい。
読むことに不自由を感じるようになってきて、
どんどん世界が狭くなるような気がする。
仕事をする量が減ってきて、自分から「颯爽とこなす」
心の張りのようなもの、判断と行動力、
そういう俊敏さが失われてしまったような気がする。
歳のせい? 気分のせい? 体調のせい?
何かのせいにしないと気が済まない?
- 作者: SSS英語学習法研究会,古川昭夫
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