OBPからお花見までに

地下鉄3日間乗車券を使ってお花見、
今日は、午後14時半から大阪城周辺へ。。
OBP、地下鉄鶴見緑地線、大阪ビジネスパーク駅。
大阪城（ホール）周辺の桜を見ながら、川べりを歩く。

観光船も行き交うこの季節、昔からのビジネス街と違って、
見て歩くには、おしゃれな町並み。ホテル、音楽ホール。
しかし美味しい食べ物屋、レストランは無い。
実は、空き店舗、空き部屋も多いビジネスビルも
外からはわからない。

今日の目的は花見と「EXPO　2007　いのち　ひと　夢」
この間、家族で見た春休み企画の「脳！」の続きみたい。
生命と医療の原点、第27回日本医学会総会、企画展示
なんだそうだ。そんな総会も企画展示も知らなかったけれど、
一つの展示会に行くと、別の展示会の案内を貰うので、
花見ついでに2時間ほど駆け足で。

「薬奏」緊張ストレス解消

わかり易い表現、学術的な展示、
季節柄、子供連れもけっこう多い。でも一番目立つのは、
いわゆる、時間（的ゆとり）のあるお年寄り。
次にこの業界の人。プレス関係か。ダークスーツが異常に多い。
トクホ飲料やサンプルの提供は「徳島のおぎゃっと21」を
思い出させるが、コンセプトはそれにはるかに及ばない。
それどころか、一歩間違うと「癒しフェア」のような禍々しさだ。

健康機器のデモと水関連は、どう転んでもすっきりしない。
ブースの設定のせいかしら？
スカパー契約と抱き合わせのナショナルジオグラフィックは？
娘は、ある企業の創始者の伝記的な漫画を、喜んでいたが。
機械の振動で脂肪が減ると謳うブースでは、
「エビデンスにより･･･」と表現していたが、
海外で出た結果であって、日本では出ていないそう。

メインの大阪城ホールは、見ごたえがあった。
もっと時間をかけてじっくり観たかったけれど、残念。
胎内の３D画像は妊娠中まだメジャーではなかった。
見せてもらったのは1度だけ。懐かしい。
肝心の娘はそれほど興味を示さなかったが。

良かったのは、最新鋭の医療ロボットを備えた手術室と
隣接した手術用具・器具を準備、用意する部屋。
想像はしていたけれど、どういう雰囲気かはわからなかった。
こういう部屋なのか･･･って感じ。
企業の宣伝が入っているとはいえ、どこに配慮して
どんなふうに作っているのかというのは、
説明を聞いてみないとわからないしね。

手術のライトも穏やかというか、眩しくないLED。
座ったままで特殊眼鏡をかけて３D映像で観る、内視鏡手術。
人工臓器や、普段間近に見ることの無い様々な機器。
再生医療。現在、自分にとって切実なのは「歯」の再生。
金属のインプラントが体にいいとは思っていないから、
角膜が本人の細胞から再生できて、視力が回復するなら、
歯も同じようになって欲しい。

娘は生活習慣病チェックや、クイズ、
未来の薬についての小学生の作文を、一生懸命読んでいた。
子供の発想には、本当に驚かされる。
昆虫の幼虫の生命力に注目して薬の研究をという男の子、
ぺたりと貼って、いじめや戦争がなくなるよう、
人の心に作用する薬を望む女の子。
それぞれ発想がユニークだ。
テーラーメイド医療への、夢。

駆け足の見学後、夕方の川べりの桜と大阪城を眺める。
ビジネス街はLEDで光る動物や地球に彩られて、
幻想的に暮れて行く。
寒の戻った、肌寒い今日この1日。
君の笑顔だけが何よりも眩しい。
さあ、帰ろう。お出かけは、もうおしまい。
今日は面白かった？

脳をよくする薬奏 サブリミナル効果による学力向上

聴く薬 生命音 Growth