健康保健祭り

我が家の秋の恒例行事。健康保健祭り。
市が開催する健康保健センター主催の行事、というか、
普段お世話になっているお医者さんや薬剤師さん、医療関係者一同が集まって
市民に健康関係の啓蒙運動をやっているとアピールしている一大イベント。

それでも、唾液検査や口内細菌の観察、歯磨き指導にフッ素塗布、
歯磨き粉のサンプルを貰い、体組成を図り、血圧や血糖値の測定、
救急法の学習、メニューを選ぶ栄養指導等々、役に立つことは多い。
何度も何度もここに訪れるのが恒例の我が家の健康行事。
とはいえ、血圧は去年から服薬しているから安定しているものの、
一向に体重は減らないというか、運動不足は相変わらずだから
褒められたものではないのだが。

保育園幼稚園小学校中学校、各園各校での取り組みがポスター展示されている。
どれだけ力を入れて指導しているか、気合いを入れて書き込んでいるか、
一目瞭然のし上がり、担当者の温度差がよくわかる。
どちらかというと、幼保小学校が丁寧な作成をしているのに比べ、
時間がないのかやっつけ仕事なのか、計画性がないのか、
えてして中学校のポスター展示は面白味に欠ける。

HIVや伝染病、健康指導に欠かせない啓蒙記事やグラフ、実態調査、
薬物に関する飲み合わせや漢方薬の基礎等、クイズ形式で学ぶ知識も
毎年少しずつ積み上げていけば、馬鹿にならない。
一緒にやってみましょうと声を掛けられる竹踏み運動だって。
資料や小冊子も多種多様、家に常備すればそれなりに役に立つ。

でもいつも思う…。この場に来ているのは多少なりとも健康に興味はある。
問題は、こういう行事興味関心を示さない、ある意味健康に自信があるのか、
無頓着なのか、そういう人たちなんだろうなと。
残暑厳しき折、例年より早い時期に行われた健康祭り。
どこの市町村でもやっているんだろうけれど、毎年積み重ねることが大事。
それがわかるのは数年以上経ってから。（2016　2/11）

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