切符を失くしたと思った

娘と一緒に電車に乗る。これからの生活を考えて、
子供用の回数カードを買うことにした。自分のと一緒に。
「失くさないように、ちゃんと持っていてね。」
ところが地下鉄に乗り換えの駅で、自分のカードが見つからない。
財布を見ても、キーケースを見ても、バッグのポケットを見ても。
娘が呆れたように言う。「失くさないでって私に言ったの、
お母さんでしょう。」すみません、その通りです。
「お金と同じだから大切にって言ったくせに…。」
そうです、その通りです。…焦る焦る焦る。
「まあ、到着が遅れるのは、このせいだって事だよね。」
1台地下鉄に乗り遅れれば、後３回の乗り換えに影響が出ることは必須。
仕方なく、娘のカードで改札を通り、駅員さんに申告。

実は、時間節約のための回数券カードを失くしたのは
今回が初めてではない。前科者なのだ、私は。
いつも入れておく場所を決めておくのだが、
そのカードケースさえ忘れてくることもあれば、
上着のあちこちのポケットに入れたまま、
箪笥に仕舞ってしまうこともある。
世間ではPITAPAとICOCAの躍進が著しいが、
いつも同じ路線や経路を乗るとは限らない生活では、
「スルっとKANSAI」が一番使い易いのだ。
（地下鉄路線図が付いている奴が）
http://www.surutto.com/index.cgi

駅でカードを二人分、チラシを取って、ジュースを買って、
バッグにしまって…。駄目だ、思い出せない。
？　ん？　バッグの底にハンカチに隠されたように
「底に何か」挟まっているのは…紛れも無く回数カード！
何でそんな所に、あるんだよ？
さっき、全部ひっくり返して探したのにーーーー。
「お母さん、どういうこと？」本日、娘に頭が上がりません。

「もう、今からぼけないでよ！
もうすぐ○○才になるんだからって…」
人を勝手に四捨五入して年寄りにしないでえ…。
本日娘に勝てません。テルーの絵の付いた三ツ矢サイダーと
ドラえもんとブラックジャックで許してもらいました。はい。