ニュースに出ないと不安が募る

貴重な週末を、雑用（娘の水泳の進級試験）と家族奉仕で終える。
ああ、ロビタが欲しい。（ロビタ、ご存知ですか？）
http://book.tezuka.jp/recommend_20030228.html
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0409/13/news054.html

実は、週末学会があったけれど、（かなりご無沙汰）
先日恩師、Ｉ先生にもお会いしていたので
敢えて出向かなかったのだ。（子供キャンプも控えているし）
だが、かつてのゼミのＹ先生の恩師が倒れて人事不省なので…。
きっと、直で話題になって、影響が出ているんだろうな。

学問の世界に身を置かない私は、孫弟子にもならない奴だが
ｋ先生のご尊顔を拝し奉り、憧れ、学んだ人間としては
はやり胸が痛むニュースだ。人間には寿命があるけれど、
お年がお年なだけに。脳梗塞と肺炎、これはきつい…。
有象無象の院生の集まりにも気さくに声をかけられ、
ケースカンファでは鋭いコメントを入れられ、
ある時は、テレながらフルートを吹かれ、
そう、そんなお元気でいらした姿が目に浮かぶ。

でも、私が子育てしている間に、世の中は変わり、
かつての「理想」から現場もどんどん変わり、
先生自身もいつのまにか、祭り上げられる様な形で
本業から離れて行かれたまま…。

そう言えば、先日お会いしたＩ先生は学会誌に
大学（院）は卒業生、修了生にとって
「『ハイマート（ふるさと）』であれかし」のような
文章を載せていたなあ…。

ふるさと…。
魂の研究、心の研究をしていた人が、
これから行く世界はどんなところなんだろうか？
とぼんやり、不安の中で考えてしまう。
考えてどうなるものではないのだけれど。
何もニュースに出ないと、…何だかなあ。やっぱりなあ。