Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

内視鏡検査

10年ぶりぐらい? 内視鏡検査を受けに都会へ。
(まさか、集団検診に引っ掛かるとは)
片道1時間半、ラッシュを避けても、それだけで疲れる。
でも、初めて行った予防検査センターは、地下鉄からは近く
予約検査のせいか、人気が無く静かで、雰囲気も良かった。


とにかく人が少ないというのは助かる。
広いロビー、大勢の患者・付き添い、大病院の慌しさ
そういう検査前の雰囲気が、けっこう予期不安を煽って
脆弱な神経に障るものだから、こじんまりと静かで良かった。
人気の高い人間ドックやPET検査がホテル並みの設備環境なのも
うなづける。贅沢以前の問題なのだ。
余計な人に出会わず、くつろげる状態は必要。
(何も救急で運ばれてきているわけでは無いので)
ある意味、落ち着いて、検査に前向きになれる。


3階更衣室、2階検査室。待合ではビデオで検査について説明。
どういうわけか、待合に女性は私だけ。
機械で血圧を測り、(ン? いつもよりやや高め)問診票に挟み、
胃の中をきれいにする薬を飲み、しばらくして簡単な診察。
いよいよ、胃カメラ。わくわく・・・!?



ナースの言葉がけが優しくて、丁寧。本当にびっくり。
ばか丁寧すぎず、子ども扱いでもなく、不安にならないように
喉の麻酔のゼリー、筋肉注射、揉み解してテープを貼って
その間、ずっと声をかけてくれる。とても嬉しい。
(ふだん、いかに周囲からの言葉がけに飢えている職場環境か
 こういう時に顕著になるような気がする・・・。
職場での会話も、殺伐とした内容が多いし)


昔はゼリーをいきなり、あーんした口の中に放り込まれたり、
ずっと喉の奥に、止めて置いて下さいなんて言われたり
全然麻酔が効かなくて舌だけ痺れて、
喉の奥に霧吹きされたり(苦笑)、すったもんだしたけれど
今回は小さな容器に入ったゼリーを、ストローで吸ったので楽勝。
このストローが硬い所がミソだな。
うん。ゼリー苦くて思わず噛むから。


眼鏡を外すように言われたけれど、せっかくだから見なくては。
このまま検査をお願いした。ナース、ちょっとびっくりの感じ。
あれ? 以前はマウスピースなんか使ったかなあ?
(20代の頃は何回も検査したのに、忘れちゃったよ)
降りていく時、どうしてもオエッとなるところはあるし、
極細(多分経鼻でもOK)でも、自分の中を通っていく感触は確かに
気持ちの良いものでは無いけれど…、楽になったなあ、検査。


もう一人若い女の先生と、検査して下さる診療部長の先生は
「ハレーションも無くて、きれいに見えるねえ」なんて言いながら
写真を撮っている。(うん、私もきれいだなあと思いました)
思いのほか、早く終わって、軽い胃炎程度で生検もなし。
でも、経過観察で、「1年後またいらっしゃい」
と言われてしまった。
うーん。それがイヤなんですけれどー。
職免にもならないし・・・。(午後から半休とって帰りました)


ナースに「随分慣れているんですねえ」と言われましたが、
別に慣れるほど、胃カメラ飲んでいる訳ではありません。
夏に某先生の所でお勉強会に出たので、
久しぶりでも「怖くない大丈夫イメージ」ができていたからです。
もちろん、年齢・ピロリ菌に関係なく、この業界は胃腸を壊す仕事。
うん、自慢じゃないけれど初胃カメラは、就職1年目。


本日をもってブログ開設1ヶ月。
私が避けに避けている話題は何か? 本業に関することだよね。
やっぱり・・・、さ、暴飲暴食もしない私が、検査に引っ掛かったのは
職場のせいだよね…、いや、職業のせい、もとい内外の現状。
仕事の話は…、まあ、仕事のせいで非常に余裕が無いので
きっと9月の更新は、滞りがちになると思います。
試験も受けなくちゃならないし、仕事ためちゃったし
でも、この1ヶ月足らずの懸念が、今日で消えたので
本日一里塚を築いたのと、明日からの励みになるよう
ちょっと散財。Lovelinks