Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

紅葉に身も心も染まりたい

関西文化の日は多くの美術館や博物館などの施設が無料開放となる。
今日明日は、まさにその日。絶好のチャンス。
家人の住処から近い万博公園http://park.expo70.or.jp/
「紅葉祭り」なのだ。
日本庭園と国立民俗学博物館、この2本立てを本日の前半戦とする。


昨日のベトナム料理と打って変わって、本格的な日本の朝ご飯。
菜っ葉と若布の味噌汁。梅干・沢庵・納豆・焼き海苔。
目玉焼にハッシュドポテト。梨とプーアル茶
少し天気に不安はあれど、急げや急げ、Let's Go!
曇り空の下、太陽の塔の背中を見ながらバラ園で秋バラを楽しむ。
ここの品種は結構古い。子供の頃見慣れたバラの種類が多くて嬉しい。
(最近の新しい品種を知らないので、余計に)


日本庭園へまっしぐら。草月流の大胆な空間造詣、生け花。
心字池の眺め、紅葉のもと、静かな茶室汎庵・万里庵の佇まい、
青竹の筒を耳に当てて、水琴窟の響きを楽しむ。
昔の人の風雅を楽しむ工夫は、本当に奥ゆかしい。
http://www.suikinkutsu.com/ ここで音が聴けます♪)


娘がにわかカメラマンと化してデジカメとりまくり、メモリ切れ。
もみじ・南天ツワブキサルスベリ・公孫樹、etc.
風情のある音がするので、娘に「鹿おどし」を見せて説明する。
残念ながら余り興味を示してくれない。ただのせせらぎの方がいいようだ。
山崎正和の「水の東西」ではないが、折角本物の「ししおどし」なのに。


セキレイのかわいい姿が芝生に見える。池の鯉に餌やり。
娘は鯉の餌を触って「臭い匂い」がすると言う。
嫌なのかなと思ったら、鯉の餌を手作りしたいと言う。あらら。
鯉の餌より、人間の餌。民博のレストランで特別展「更紗今昔物語」用
特製「更紗ランチ」を頼む。家人は民博ランチ、娘はお子様ランチ。
フロアではオカリナの演奏会。素敵。
  



  
ジャワ更紗が好きで、バティックは持っているが所詮、観光土産。
本棚の覆い、スカーフ等に、更紗模様の安いプリントが普段使い。
午後もずっと博物館で過ごす娘と家人に別れを告げ、Uターン。
本日の後半戦。勉強会へ。久しぶり。
要点「日常にカウンセリングの観点を持ち込む」
病み上がりで、丸2ヶ月のブランクがあるので、スローペースで。
懐かしい、この雰囲気。勉強するのは楽しい。


帰宅途中、骨董品店兼喫茶店「和み屋」にて、薔薇紅茶で一服。
頭と気持ちを切り替え、大急ぎで帰宅。夕食の用意。
ついでに明日のおかずも作る。娘のリクエスト、クリームシチュー。
世界一受けたい授業」で、民博の新谷尚紀先生がタブーのお話。
工場の物作りの様子は、まるで社会見学みたいに楽しかった。
照明デザイナー内原智史氏の話の中で、以前住んでいた徳島の阿南を
懐かしく思い出す。何と言ってもLED照明の発祥の地みたいなもんだ。
さて、今日の番組は見応えがあったなあ。


草稿をまとめている間、BGMに「世界不思議発見」「エンタの神様
一服している間に「チャングムの誓い」の最終回を見て、
欲張りな土曜日は終わった。よく動き、よく観て、よく聞いた一日。
でも、本当は丸一日ゆっくり、紅葉に身も心も染まっていたかったな。
あいにくの雨で、勉強する踏ん切りがつきましたけれどね。
それでは、お休みなさい。

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