音楽の絵本
家人の望みで娘と3人、「音楽の絵本
http://www.superkids.co.jp/ehon/」コンサートに出かけた。
子供を対象にした、楽しいコンサートだ。何故ならば、指揮者はオカピ。
トランペットはインドライオンとドゥクラングール、ホルンはマレーバク、
トロンボーンはスマトラトラ、チューバはホッキョクグマ、
もう一人、突然登場する謎のトランペッターはゴールデンターキン。
そう、金管は「ズーラシアンブラス
http://www.superkids.co.jp/z-brass/index2.html」の面々。
ドレス姿も美しいウサギの弦楽四重奏「弦(つる)うさぎ
http://www.superkids.co.jp/tsuru-usagi/index.html」の面々。
白兎のメグとエイミーがヴァイオリン、灰色ウサギのベスがヴィオラ、
茶色ウサギのジョーがチェロ。ウサギの「若草物語」って感じ。
楽譜を整えたり、椅子と並べ替えたりと忙しいのは2羽の働くとりさん。
私にはパパゲーノとパパゲーナって感じに見えたけれどね。
次々と演奏される短いおなじみの曲。子供達が飽きない演出。
司会のお姉さんも上手。客席の反応を拾って順調に進行。
2部構成でトイレ休憩も万全。子供達は少し自由に動けると満足する。
娘は同じ小学校のお友達を見つけて、はしゃいでいる。
うん、今日はコンサート用にちょっとおめかし、女の子だものね。
子供用のコンサートは少々のおしゃべりや泣き声、ざわめきもご愛嬌。
楽器の解説と共に演奏者の個性を際立たせて、物語仕立てで進む。
一つ一つの楽器の形と音を、丁寧に紹介していく。
スマトラトラはトロンボーンで「六甲おろし」を演奏していた。
ここが関西だから? いや、虎だからですよね。
楽曲のイメージと同時に、楽器や作曲者の個性までも結びつけて
わかり易く教えてくれるので楽しい。例えばこんな感じ。
「もしもし亀よ」の変奏曲。のんびりやのマレーバクが、
みんなとテンポをずらして演奏。コミカルで笑いを誘う。
「ハッピ−バースディ」を演奏して、11月にお誕生日の子を尋ねる。
それから、この有名な曲を、様々な形でアレンジして紹介する。
バッハ風、ハイドン風、ブラームス風・・・なるほどね。
ウィーン風、ああポルカとワルツで。2拍子と3拍子の違い。
タンゴ風、ちょっと大人のダンスのイメージ。
ジャズ風、一瞬にしてお洒落なラグタイム風。
ハンガリー風、ジプシーのイメージ。チゴイネルワイゼンだなあ。
などなど、工夫が凝らされている。ちょっとした音楽のお勉強。
本日の演奏曲目。ウイリアムテル序曲、メヌエット(ボッケリーニ)、
愛の挨拶、動物巡り、隣のトトロメドレー、You are my sunshine、
ハッピーバースデー変奏曲、eine kleine nacht musik、
犬のおまわりさん、もしもし亀よ(ハローミスタータートルとなってました)、
ピクニック、闘牛士のマンボ、トランペット吹きの休日、
アンコールはラディッキー行進曲。手拍子交えて楽しく締めくくり。
記念にキャラクターブックを購入、皆さんにサインを頂いた。
(このカラーの本も夢があって、とっても素敵です))
もちろん記念写真もね。娘はドレス姿のウサギ姫と並んで大喜び。
小雨模様で寒くなってきたので、お茶はクラムチャウダースープに。
図書館に寄ってから、大急ぎで帰宅。
夕食は鰯つみれと蓮根団子の寄せ鍋風スープに、春巻きと野菜炒め。
娘はお風呂で水鉄砲大戦争、再び。やれやれ。
では、お父さんバイバイ。また、そっちの家で明日ね。
ワルツィング・キャット~子供のためのオーケストラ・ポップス・コンサート
- アーティスト: オムニバス(クラシック),イェッセル,アンダーソン,ボッケリーニ,フォーレ,ポルディーニ,フィルハーモニア管弦楽団,イタリア合奏団,ローザンヌ室内管弦楽団,ウィーン交響楽団,ベルリン交響楽団
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2003/07/23
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トランペット吹きの休日 ?ルロイ・アンダーソン・ベスト・ヒット
- アーティスト: セントルイス交響楽団,アンダーソン,スラットキン(レナード)
- 出版社/メーカー: BMGメディアジャパン
- 発売日: 1999/11/20
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