Festina Lente2

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そういえば、昨日は

12月8日は
ジョン・レノンの命日でした。
先週の日曜日に家人と朝から特集ラジオで聞いていたけれど。
朝食時の「父のひとこと」で忘れていたなあ。
あれから、26年ってか・・・。


そうだね、何が哀しいって、もし貴方が居れば
アメリカはもう少し、その後の「戦争」を減らせたかも。
いや、わからないけれどね、政治は。
まあ、貴方はテロではなくて、その国の人間に
自分の住んで居る所で、撃たれたのだけれど。
いかにもアメリカらしい事件の一つとして。


学生時代、あなたの死を知って落ち込んでいる時に
サークルの「男の子」に、「外国の他人」が死んで落ち込むなんて
馬鹿げているって言われて、ムカついたというより、
ああ、こういう言い方する人かって・・・思ったっけなあ。
ま、腹も立ったかな。そんな学生時代。
という思い出話を、娘にしたら受けたよ、ジョン。


特に熱烈なファンでもなかったけれど、やっぱりそれなりに寂しい。
自分の知っている(と思いこんでいるだけなんだけれど)世界が
突然、不本意な形で欠落し、その姿をさらす事が。
そして、貴方が死んでもずっとずっと今まで、
ヨーコがオノ・ヨーコであり続けている事が、羨ましい。
ジョンの妻ではなく、オノ・ヨーコであり続けている事が。


雨の朝、仕事がつんでいる。なのに、思い出す。
そういえば、昨日は12月8日だった。
ジョン・レノンミュージアムでは追悼イベントをしている。
http://www.taisei.co.jp/museum/index.html
この7月まで埼玉に居て、いつでも行けると思っていて、
とうとう行かないまま、引っ越してきちゃったな・・・。


まあ、色んな夫婦の在り方があるから、なんだけれど、
やっぱり、夫を失い、父親を失う家族は哀しい。
妻を置いて、息子の成長を見届けられずに逝くのは、哀しい。
それだけは、確かなことだと思う。
どの世代、どの時代、どこの国でも。

自由訳 イマジン

自由訳 イマジン

Ai ジョン・レノンが見た日本 (ちくま文庫)

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