Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

「かまくら」がやって来た

珍しく家人からイベントの知らせ。アジトの近くに「かまくら」が来るという。
秋田観光の一環で、横手から「かまくら」と「なまはげ」がやって来るという。
これは、少々遠いが行かずばなるまい。秋田まで出かけるより近い。
私も本物の「かまくら」「なまはげ」は知らない。
一度は見てみたいと思っていたのだ。
娘はなまはげを見て泣くような歳ではないし、大丈夫だろう。
それよりも雪でおうちが作れるということを、実際に見せてあげたい。


私は雪洞なら知っているが、とうとうそれでは寝なかった。
でも、雪の中でシュラフで寝るのは結構寒い。
笑うかもしれないが、大学院での体育の集中講義の単位は
雪の中で一晩過ごすこと、そしてクロスカントリー
体脂肪が多い方が冷えて固まるような雪の中。
普通のスキー板を履くのも辛くなってきた人間がクロカン。
懐かしくも辛くてハードで、それでも楽しかった雪の思い出。

ナマハゲ―その面と習俗 (男鹿半島史)

ナマハゲ―その面と習俗 (男鹿半島史)

雪の写真家ベントレー

雪の写真家ベントレー


朝、疲れた体に鞭打って市のコミュニティセンターへ。
だって、小学校で書いた娘の書初めが選ばれて、市の展覧会へ。
クラスから5人ずつ選ばれると言っても、選ばれたのは嬉しい。
かつて自分も小学校時代、習字の時間硬筆ってあったなあと思い出す。
あー、いるいる、保護者の山。
もはや展示会場の入り口で写真を撮っている。


娘の字は、あったあった。「お正月にたこあげをしました」これだけ。
でも、記念は記念。写真を撮ると、すぐに別の小学校の展示場所へ。
娘は同じ保育園の卒園生の作品を探して回る。
そして、自分のことのように喜んでいいる。
何だか、その様子を見ているとちょっと胸が熱くなる。


急いで図書館へ。もはや昼。取って返して駅へ。
約2時間電車に揺られて、かまくらなまはげ撮影会会場へ。
ショッピングプラザの屋上は別世界。
本物のかまくらに水神様が祭られ、横の小さなかまくらには蝋燭。
綿入れを着て、頭巾を被って瞬間雪ん子になって、ハイ、チーズ。


娘はきゃあきゃあ大はしゃぎ。雪を触って、ミニ雪だるまを作ったり、
なまはげ太鼓を見て、(本気で怖がって泣く子もいたなあ)
なまはげに頭ナデナデしてもらって、桶から飴もらって、
一緒に記念撮影して、きりたんぽ食べて、あちこち試食して、
物産展でお米・お酒・林檎・いぶりがっこ・やきそば買って、
甘酒飲んで、お土産の雪玉貰って、帰宅。
ふぅ、疲れた。あっという間に時間が過ぎる。
楽しい時間はあっという間。


ちなみに買ったお酒は、昔懐かしい甘くない梅酒。「梅の雫」
秋田黄金の4年完熟酒。いぶりがっこがおつまみです。
でも、疲れているのに後の二人は「晩御飯ー」やれやれ。

Snow Crystals (Dover Pictorial Archive)

Snow Crystals (Dover Pictorial Archive)

Snowflakes in Photographs (Dover Pictorial Archive)

Snowflakes in Photographs (Dover Pictorial Archive)