地雷を踏む
丸一日、家族のために朝から夜まで。
月水金と研修が入り、人事面で悩み、事件が起こり忙しかった週。
夜、布団に入ることの無かった1週間、仮眠だけで乗り切った週。
夕食を食べ、コタツに入ると横になりたい。
寝かせてくれー、せめてゆっくり横にさせてくれー。
なのに、娘と家人は一番に風呂に入って寝ろと私を引きずっていく。
何年、私と暮らしているんだ。寝かけている私を起こしてくれるな。
一番風呂は好きじゃない。特に熱い風呂。目が覚めちゃう。
よくも、湯も荒い熱い一番風呂に嫌がる私を入れたな・・・。
やっと自然な眠気に襲われて脱力している私を、風呂で覚醒させたな・・・。
食後獲物が要らないライオンを、手負いの虎にしたな・・・。
すっかり眠気が覚め、正気に戻る。
2人は子供が起きている時間ではないのに、低俗なお笑いを楽しんでいる。
既に地雷と化した私は、いつものようには笑わない。
いい気になって大人と起きている娘を引きずり、風呂に放り込み、
家人はそそくさと消え、私は黙ってパソコンの前に座る。
居間は急速に冷え冷えとする。会話も無く真夜中。
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夜っぴて起きて仕事をする私は、明け方に仮眠をとり、
朝熱いシャワーを浴び、目を覚まして出かけていく時が多い。
仕事がつめばつむほどこのパターン。
娘と風呂に入り、一緒に眠ってから早朝起きればというが、
いったん寝てしまうと、2度寝をしてしまって、
寒い冬は布団から出られない。
炬燵猫になって仕事をしたり、本を読んだり。
健康的ではない生活だけれど、わかっているけれど、
お肌に最も悪い生活だけれど、これが日常。
その、私がぐったりしている食後。
しょーもないお笑い番組を見るくらいなら、
そのまま私を、寝かせて置いてくれればいいのに。
寝かせて置けばよかったのに・・・。
よくも、起こしたな・・・。
後片付けもせず風呂を出てきた2人は
翌朝、惨憺たる有様の風呂場に激怒した私に、更に雷を落とされる。
一度地雷を踏んだら、それまでだ。
早々簡単におさまりはしないのだ。2人は当然、風呂掃除。
私は朝食を作り、家人は洗濯物を干す。
…何時になったら全ての地雷は撤去できるか?
私にもわからない。
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