寂しい一人鍋
勉強会が終わって帰ると10時半。娘はすやすや夢の中。
充実した気持ちで帰宅すると、高揚感があってちょいと食べて仕事。
というのが普通なのだが、今日はちょっと・・・。
内容が子宮筋腫・子宮癌・乳癌関連だったので疲れ倍増。
骨粗しょう症に関しては、ふくよかな人間は体重をかけているので
カルシウムの減り方はそれほどでもという、重さが骨を鍛える説を聞いて
ちょっと笑えたけれど。うん、私の踵は耐えているだろうなと。
でも、それ以外の話は結構シビアだったし、今日はスライド付き。
「経験」を聞くのもためになるけれど、やはり心に負荷はかかる。
夜9時を過ぎると電車の接続が悪い。地下鉄からローカル線に乗り換え。
15分は寒風の中で待つ。娘の顔が見たい。駅で翌朝のパンを買う。
叩き売りの値下げされた鮟鱇の肝。300グラム150円。思わず買う。
家で一人で鮟肝鍋。白菜・ネギ・うどん。すだち酢・紅葉おろし。
少しお酒、それから・・・。
う・・・、やっぱり美味しいけれど濃厚で、多いや。
今日は、鮟肝さえ内蔵に見える。うわあ・・・。ちょっと待て。
こういうことは珍しい。ちょっ疲れが溜まっているなあ。
公私共々、ちょっとプレッシャー。
学ぶことや分かち合う事が、いつも楽しいわけではない。
事実や解釈を受けとめる事が、必ずしも前向きとは限らない。
仕事だからこなせることも、プライベートに持ち込むと生々し過ぎる。
やらなくてはならないこと、やりおおせなければならないこと、
やりたいこと、みんなそれぞれ違うのだから。
今夜の鍋は寂しい。体は温まるが心は寂しい。
いつもの夜にも増して、侘しい。
アメリカ産鮟鱇の肝は泳ぐ。
独り、鍋の中。
鮟肝は泳ぐ。
一人鍋の中。
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