Festina Lente2

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カレーなる一日

本日は研修日である。丸一日中、ぶっ通し。はっきり言ってハード。
よくみんな耐えていると思うが、別に嫌々している訳ではないから、
強制に耐えている訳ではない。
よくみんな、頑張っているなあと称えるべきものなのだろう。
私とて学ぶ必要性と興味好奇心やる気満々で来ているのだが、
最も障害となるものは家族の存在。そう、彼らの食生活の確保である。


お料理の上手な殿方という、希少価値のある存在ではない家人。
結局は娘を連れて外食するのだが、またそれが偏っていたりする。
栄養学的に見て? 食事は楽しい方がいいというモットーを
否定するわけではないが、せめて掟破りは一日一食にしてもらいたい。
という訳で、朝昼晩と家を空けなくてはならない場合、
食事の用意に一番頭を悩ませる。


それでなくても、娘に大甘のとーちゃんは、
娘の喜ぶ顔見たさに言いなりになるに決まっている。
おまけにどういう訳か、食事に関してはお子様ランチ的な傾向が強い家人。
ハハキトクメニューで、終わってしまう。
口当たりの柔らかい食べやすいものばかりでは、何にもならない。


仕方なく、何回食べても喜んで食べるもの。応用の利くものを作る。
シチューやポトフはその代表で、本日はカレー。
昨夜から仕込んで、彼らが万が一煮詰めても大丈夫なように
少々緩めに仕上げてある。スープまでとは行かないものの。
今回は久しぶりに合挽きミンチを使ったキーマカレー
林檎を入れて中辛ルーをまろやかに仕上げる。
食後のデザートはブルベリーヨーグルトがけ、苺。


案の定、昼は外食。うどんとたこ焼きの炭水化物過剰。
野菜がたっぷりのカレーは、それを補ってくれる。
私の研修日、我が家はカレーなる一族だ。
せめて手作りであるのが愛情の証、レトルトカレーは食べさせない。

カレーな薬膳

カレーな薬膳

本格カレーを作ろう!―家庭で楽しむインド・スリランカ・パキスタン・タイ・インドネシアのカレーのレシピ47

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さて、研修中の私の昼食もカレーである。一日3食カレー。
実は、研修場所の近くにご夫婦で営むスリランカ料理の店がある。
ランチはナンも選べるし、ライスもウコン色、
スープは現地の味、チャイは安くておいしい。
カレーはチキン・ビーフ・野菜と選べる。
片言の日本語でもてなしてくれるので、居心地がいいのだ。


本日は、偶然貸しきり状態。のんびり20分。(昼休みが30分なので)
午前中に詰まった頭を、ここで仕切りなおす。
私は研修場所でランチを広げない。絶対に外の空気を吸いに出る。
意識して切り替えたり、考え直したり、頭を空っぽにしたり。
引きずらないようにする為にも、組み立てなおすためにも、
安心できて安全な場所が必要なのだ。


カレーなる一族のカレーなる一日は、自分のカレーに始まり、
馴染みの異国の味に支えられ、帰宅後疲れを癒しながら
再び、家人がよそってくれる自分のカレーを食べる。
1日に3度のカレー、スパイスの効いた食事が
願わくば、リズムとアクセントのある生活の礎となるように願う。
消化不良にならないよう、穏やかな薬膳であることを願う。


ちなみにうちは甘口です。まあ、最近は中辛かな。
でも、娘が大きくなっても辛口にはならないと思います。
娘には甘い、私たちです。

至福のスープカレー

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