耳鼻科へ薬局へ

愚痴愚痴している間に時間は経って、火曜日。
しかし、体調が絶不調なので、気分はマイナー。
バリバリと仕事をこなすとは言い難い、連休明け。
さすがに周囲から「顔色が悪い」「しんどそう」と言われた。
そうです、その通り。家族に当り散らし、
娘に間欠泉、家人に苛々、自分に自己嫌悪、
精神的な側面からだけでも、十二分にブルー。

17:30　お言葉に甘えて、いつもよりもやや早めに退社。
18:00　ピアノ教室が終わった娘をピックアップ。
18:15　耳鼻咽喉科へ。結局娘はアレルギー。虱と埃。
　　　私の場合は、風邪から副鼻腔炎、仮差し歯が痛いのも
　　　頭痛･頭重感も悪寒も吐き気も眩暈も･･･。予想通りだ。
　　　二人揃って鼻から吸入器の前に並んで座って･･･。
　　　会計は二人で約2500円。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

19:10　調剤薬局へ。待たされる待たされる。そこでわかったのは、
　　　名前のミス。診察券にはちゃんと書いてあるのに、
薬局への指示は、名字の下の名前だけが間違っていた。･･･。
19:45　待つこと35分、私と娘の1週間分の薬が出来上がる。
　　　何て多いんだろう･･･。この耳鼻科に来るのは2回目なんだけれど･･･。
　　　娘　アレジオンドライシロップ、オノンドライシロップ、
　　　　　メイアクト、ムコダイン
　　　私　クラリシッド、ムコダイン、エバステル錠、
　　　　　シロップ（単シロップ･ブロチン液・
　　　　　　　　　　キョウニン水・リン酸コデイン酸）
　　　二人分、約5000円。･･･ため息。

お母さんは名医

笑いと治癒力 (岩波現代文庫―社会)

20:00　夕食を作る気力も萎えて、近くのファミレスへ。
　　　幾ら何でもバテバテだ。医者も薬局も混み混み。
21:00　帰宅。再び連休中の宿題を、まだ隠していた事がばれる。
　　　本人曰く、隠していたわけではなく忘れていただけ。
　　　（･･･どちらにしろ、結果は同じ）
　　　もはや怒る気力も無い。その方が良かったか･･･。
　　　（元気だったら、手が出そうだ･･･）その宿題とは･･･
　　　凧揚げの「たこ」を途中まで作ること！　

凧(たこ)

　　　　　　　　

　
　　　こういうのは、とーちゃんが居る時に言っておくれよ。
　　　こっちが掃除・洗濯・食事の用意している時、
　　　二人でテレビ見ている間にやっていてくれよ･･･
　　　二人で「退屈だ」と映画なんか見に行くぐらいなら･･･。
　　　後の宿題は剣玉･･･。ったく、もう。
　　　何でかーちゃんと二人の時にばかり、宿題を出して来るんだよ。

で、現在に至る。かーちゃんは砂漠の風に吹かれながら、
仮眠明け、職場、耳鼻科、薬局、とキャラバンめいてウロウロ。
オアシス･ファミレスで一時休憩、現在に至るって感じ。
お持ち帰り仕事が待っているというのに。
早く帰ってきたら、その分、仕事があるというのに。
ああ、あっという間に日が暮れて、日が暮れて･･･。　　　

待合室での娘の読書。『新　外科医東盛玲の所見』１〜3巻　
漫画読みながら「かわいそうな話なの」と泣いていました。
かーちゃん、泣く気力も無いくらい疲れているので、
「おお、そうかい」って感じ。
帰宅して、娘、明るく「ねー、今日もスミスリンシャンプー？」
うーん、娘よ、君は本当にタフだな。
かーちゃんは手痛い出費と日々の生活の疲れと、
自己嫌悪と熱と頭痛と、
君に対する「育て方」に、眩暈がするよ。

君は、健全だ。
そう、生きていればゴタゴタは起こる。イザコザじゃないだけまし。
そう、生きていれば何かしら問題は起きる。
処方箋で解決できるものならば、お金なんてどうってことない。
娘よ、君は健全だ。明るく笑って過ごしている。
お金で解決できない部分で、考えてもどうにもならない部分で
傷つき、病んで、怒って、落ち込んでいるかーちゃんは
実に不健全。

だから、神様は君という娘を相棒に下さったのだろう。
かーちゃんのところに、ね。

健全なる美食 (中公文庫)

新 外科医 東盛玲の所見(3) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)