Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

クッキー&クッキー

研修を終えて帰宅し真夜中。
夜食を食べ翌日の課題を仕上げて深夜2時。炬燵猫、仮眠。
5時起床。記事をアップし、ちょっと布団へ8時前。
起床、10時半・・・10時半!!??
12時には出て行かないと、研修に間に合わない。
平和に惰眠を貪る家人と娘をたたき起こし、シャワー。
私、ブランチを作る(塩豚大活躍)間に、家人布団上げ。


娘が午前中お友達の為にに作る、クッキークッキー!
家人のアジトには小麦粉がない。あるのはチヂミ粉。
かろうじて蒸しパン粉を見つけて、卵の白身
砂糖・無塩バター・バニラエッセンス、
木の実(クコ・かぼちゃの種・ピーナッツ・松の実など)を砕き
そして、グリーンの干し葡萄を細かく刻んで、急冷で寝かせた生地に
ざっくりと混ぜて、オーブントースターで焼き上げます。


かーちゃん、食事とクッキー作りにフル回転。
その間に娘に食べさせながら、目の前でクッキーを焼いて見せます。
一面にスプーンですくった生地、8個並べて強火で3分弱火で3分。
焼き色を見て余熱で、荒熱をとってお皿で冷やして。
急いで作った割に木の実のおかげで美味しい。よし!

簡単だからおいしい!お菓子―シンプルがこつの、冷たいお菓子から焼き菓子まで

簡単だからおいしい!お菓子―シンプルがこつの、冷たいお菓子から焼き菓子まで

パティスリー―「オーブン・ミトン」の厨房から

パティスリー―「オーブン・ミトン」の厨房から

かーちゃん脱兎の如く研修先に向かいます。
13:00〜19:00 ややハードな研修後、
クッキーを楽しみに帰宅してみれば、なんてこと!
家人がちまちま焼くなと、食パン大の焦げ焦げクッキーが4つ。
あれほど、かわいらしく、スプーン一さじ大で指示したのに・・・。


激怒! ショック! 30個はクッキー作れたはずなのに。
「パパがそうしろって言ったんだもん」と言う涙目の娘。
「ママはお料理はパパよりもプロ。どうしてパパの言うこと聞いたの?」
こういう時、もちろん家人は逃げていません。全くもう・・・。
町でも売っていない、
自分が食べたこともないであろう不細工な食べ物を
娘に作るように指示するとはいかに? 許せない・・・。


何事も経験なのですが、それ以前に・・・。うーん。ため息。
ということで、夜の8時過ぎから、なけなしの材料でクッキー作りです。
でも、膨らし粉も切れて、今一つのカスカスのココアクッキーと
バタークッキーをかろうじて型抜き。
干し葡萄をのっけて、何とかかわいい形に出来たけれど・・・。
かーちゃんとしては不満ですが、仕方がない。9時過ぎだよ。
お子様の寝る時間はどこに行くのよ。


父と娘は一体どんな午後を過ごしたのか。
「図書館に行ったんだよ。」
そんなこと聞いてない。それは責めていない。
物を作ったり育てたりすることの、極端に苦手な家人に手を焼いた
結婚当初を思い出しました。
私が留守にすると、あっという間に枯れる家庭菜園。


娘育てと同時に、娘の父親として、せめて余計な一言を
差し挟まずにお料理作りを見守って頂かねば。
クッキー、クッキー。ほろ苦い焼き味の、思い出の味。
冷蔵庫のしなびた野菜たち、枯れたグリーン、
過去の色んなものが怒涛の如く押し寄せてきます。


クッキー、クッキー。
せめて、今度はもっとゆっくり時間をとって
もう一度、3人で作りましょう。
クッキー、クッキー。
お料理には時間がかかるもの。
初心者指導の最初でがっくり来てはいけない。
クッキー、クッキー。
かえすがえすも、作り直す機会があるもので良かった。
物を作るということは、大変だから。

とっておきのチョコレートのお菓子 (Sweet sweets series)

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