娘とのすれ違い

0：35　帰宅　研修や勉強会は嫌いじゃない。ただ、遠い。時間がかかる。
　　　 娘には寂しい思いをさせる。でも、1年生の時は毎日の連絡帳や作文、
　　　 特に大きな不自由や問題を感じることなくやってきていた。
1：00　炬燵の上に、家庭訪問の紙を見つける。？　いつ連絡が来ていたのか？
3：00　疲れているのに眠れない。抗ウイルス剤の5時間おき服薬なんて、
　　　　全く守れそうにない。
7：00　娘から、ずっと忘れ物をしていたのに連絡帳に書いていなかったことがわかる。
　　　 先日の授業参観時に先生に直接言えれば良かったのだが。

とにかく、昨日朝以来、時間を取って離せない。仕事を早退してでも、
水泳のお迎えに行って、時間を作らなくては。

「叱らない」しつけ 子どもがグングン成長する親になる本

今日から怒らないママになれる本!

17：03　水泳のお迎えの後、音楽教室の見学に行く。
　　　　水泳のフロントでは「24級進級おめでとう、すごいね」と言われて
　　　　親の方が嬉しくなってしまう。バタフライなんか泳げないもの、私。
17：45　駅の近くのファミレスへ。娘の好きなピザ、私はきのこ雑炊。
　　　　学校の話、借りてきた本の話（星新一がお気に入りのようだ）、
　　　　お友達から借りて呼んだ本の話（「あしながおじさん」・・・もう？）
　　　　雨で、グラウンドにコーンが立ったから、本ばかり読んでいたとのこと。

19：00　図書館へ。返却と貸し出し。娘は読むのも早いが、名作までは行かない。
　　　　仕方がないか・・・、漫画の延長戦のような軽い本ばかりだが。
20：15　帰宅　連絡帳には2次検尿持ってきてくださいとある。
　　　　どういうこと？　2次？　いつそんな連絡？
　　　　娘に訊いても、どこに行ったかわからないと言う。
　　　　昨日貰ったけれど、どこに行ったかわからない。
昨日、ああ、私の帰宅が遅くて逢えなかった日。

でも、叱らないなんて無理。怒らないなんて無理。
どうして、何故の連発になってしまう。
保育園時代には経験したことのない、忘れ物の数々。
特に親にとっては先生に対して睨まれる元になる、
家庭訪問の連絡や、検尿、どちらもミスっているなんて・・・。

　　　　　　　
20：50　すったもんだ部屋中探した挙句、「ランドセルの中は？」
　　　　「あー、入ってた」・・・脱力、怒り半分呆れて半分、
　　　　かーちゃんの方が泣きたい気分。さっきまで一杯しゃべっていた時、
　　　　検尿のことは思い出さなかったのか・・・。
　　　　「だって貰っている人は少なかったから、連絡帳には書かなかったもの」

・・・みんな2次に引っかかっていたら、「おおごと」だよ、それは。
本当に腹が立って仕方が無い、イライラして仕方がない。
これくらいのことで、これくらいのことなのに。
そう、親がだらしないから子供もだらしないと思われるのが嫌だから・・・。

21：00　何のために「おしっこの検査」が大切なのか、説明する。
　　　　もう一度念のために調べるのが「2次検尿」で、
　　　　「保護者の方へ」と書いてあるプリントや封筒は、
絶対に机の上にだしておく、お約束！　をする。
・・・この時点で、私は結構がっくり来ていて、同時に切れている。

別に青筋立てなくなって、私も小学校3,4年生の時は検尿に引っかかって
学校で再検査というのをされた覚えがある。
担任と保健の先生が試薬をつけて、「また、糖が出ているわ」と言われた。
2,3年は続いたかな。別に、特に何のお咎めもなかったけれど。
体調のせいでしょう、そうでしょう。
・・・、でも、5年生の時に同級生が腎臓を患って入院し、
退院してきた時、ムーンフェイスになっていて子供心にも
「う・・・」と思った記憶はあるけれど。

で、かーちゃんが、こんなにイライラやきもきしつつ、
朝、仕事をしながら待ち構えているのに、
翌朝、（ほめられようと）元気よく一人で起きてきて
（ママと一緒に行っておしっこととる約束を忘れてしまい）
さっさとトイレに行ってしまっていた娘は、
着替えて「おはよう」を言いに来て、かーちゃんに叱られるという
割の合わない朝を迎えることになるのだ。

ああ。
どうしてどうして、こうなるのか・・・♪

魔法の子育てカウンセリング―お母さんのイライラがニコニコに変わる 「おとな心」の親になるために

サガシモノ ワスレモノ―LOOK FOR,A THING,LEFT BEHIND