Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

彫刻より水族館

昨日土曜日は午後から勉強会で、家人に娘をお願いした。
スルッとkansai 3日間乗り放題は今日まで。
大まかな企画は私が、実行はてっちゃんの家人がということで、GO!
掃除洗濯布団干し、勉強会+その後のお茶会、買い物で帰宅して19:00。
娘と家人は神戸カーニバルを楽しみ、中華街で昼食、
海岸から山手へ、有馬温泉で金の湯につかってご帰還。


その間私は、ちょっと暗い雰囲気の勉強会で
取りとめもない物思いに耽っていたのだが、
やらなくてはいけないこと(レポート、調べ物、etc・・・)が多すぎて
色んなことがくるくる頭の中を巡って「定位置」に落ち着かない感じ。
つまり、ちっとも、整理できず、記憶できず、文章にまとまらず。
こういう時、ちょっと微妙にウツになる。


翌日の料理の下ごしらえしながら、(料理中私はちょいとハイが普通)
どんより、「家庭サービス」の重さを感じている。
時間が欲しいのだが、娘のことが心配なのだ。
音楽教室と水泳教室の曜日・先生の変更があったり、
新しい担任の先生と折り合いが付かず、授業が面白くないと
学校に嫌気が差してきている娘。
たまのおねしょよりも、ふくれっ面も増えてきて、
これではなあ、親として何とかしなくてはなあ、と思いつつ
べったり一緒でなくてはいいと思いながらも、
側に居るべき時なのだと思いつつ、気分が重い。


本日、家人が休日出勤。1日中娘と、どう過ごすか。
まず、宿題を全部朝のうちに済ませる。プリキュアを見るのは後。
食べた物は自分で洗って片付け、(布団はまだ上手に上げられない)
それから・・・。

きっずジャポニカ

きっずジャポニカ

10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば

10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば


今日13日までだという「ロダン展」に出向く。水戸黄門のような
これが目に入らぬかの企画カード「スルットkannsai3日間チケット」で
三宮からバスで兵庫県立美術館へ。最終日なのに空いていた。
私は愛人だったカミーユに、どうしても肩入れしてしまって、
単純にも「ロダンが嫌いになってしまった派」なのだけれど、
芸術作品鑑賞は、また別。


娘は彫刻に刻まれたサインや、何体作ったもののうちの
何番目の作品かを記す記号として刻まれたローマ字を
見つけたりすることで時間を潰している。
まあ、退屈だったかもね。ごめん。

ロダン:神の手を持つ男 (「知の再発見」双書)

ロダン:神の手を持つ男 (「知の再発見」双書)

カミーユ・クローデル―天才は鏡のごとく (「知の再発見」双書)

カミーユ・クローデル―天才は鏡のごとく (「知の再発見」双書)


メニューを見てパスタランチが食べたいという娘のために、
愚かな私は美術館の食堂へ。さんざん待たされた挙句、
席に付いたらパスタは14時からだという。
他の子供連れのお客さんも難儀している。掲示する方が悪い。
1600円からのランチのコースしかなく、当然飲み物が付いていない。
だったら、最初からメニューを貼っておくなよ。
この時点で私も娘も不機嫌になっている。
食べて更に増す不機嫌。量は少なく不味い。
お話にならない。食べ物の恨みは怖いのだ。


おまけに外に人が大勢待っているというのに、
テーブルに着かせるのも遅い。人手が足りないのか何なのか、
1人客を2人席ではなくて、4人掛けの所に案内しててはね。
だから回転が遅い、後片付けも遅い、
お手拭は言われるまで持ってこない。
大変印象の悪いレストランだった。お役所の公務員が、
慣れない作業をしている感じのレストラン。


美術館のロビーの案内のお姉さん方は親切でわかりやすくて、
とっても雰囲気が良かったのに、昼食でがっくり。
疲れている私と娘、静かな所でせめてランチをと思った私が馬鹿だった。
三宮までバスで戻れば、アホほど食べ物屋はあるのに。
自分の愚かさに心の中で舌打ちしながら、娘のリクエスト、
須磨水族館へ地下鉄新長田からバスで、初めての水族館へ。


神戸市立須磨海浜水族館は開館50周年、記念ストラップを頂いた。
これがですね、大阪の海遊館や東京の葛西臨海水族館みたいに
馬鹿でかくないので、回りやすく疲れない。
小さな子が遊べる併設の遊園地も楽しい。
雰囲気としては品川水族館に近いかな。
岬公園よりは小規模だけれど、かわいいイルカのショー。
鳥羽水族館よりも、ラッコの餌やりが間近に見られる。


娘が最も気に入ったのは、レトロ館と称した建物と展示。
昭和30年代、水族館会館当時の風情たっぷりのセットに、
それぞれ水辺の生き物たちを配した展示、イラスト、
インテリア。かーちゃんの方が幼少期の思い出にどっぷり。
極めツケが銭湯、雅楽湯。

  

浴槽に見立てた水槽に手を入れれば、ガラという小さな魚が
手や指をツンツンつついてくれる。
ドクターフィッシュというそうだ。
皮膚の悪い所を食べてくれているのか、お掃除してくれているのか、
マッサージされているみたいで気持ちがいい。
娘は大喜びで、両手を水槽に突っ込んで大満足。
魚と触れ合えたのが、余程嬉しかったらしい。
また来るーと大騒ぎ。良かった機嫌が直って気に入って貰って。


帰りは阪急京都線人身事故の巻き添えで、ダイヤ混乱。
でも何とか最寄り駅に無事に辿りついてみれば、
鍵を忘れて家に入れず、公園で時間を潰していた家人と合流、
帰宅、夕食の支度。本日はカルビ肉をエリンギに蒔いて、
セロリ・しいたけ・冥加を散らして塩コショウ・昆布ポン酢で蒸し焼き。
我ながら絶品でした。ご馳走様。
ご機嫌で1日。この元気で娘よ、また1週間頑張ってね。
かーちゃんは、白紙のレポート用紙と読めない本を目の前に
また苦吟する日々だけれども、君の笑顔が支えだよ。

水族館をまるごと楽しむ! (知識まるごとシリーズ)

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水族館の通になる―年間3千万人を魅了する楽園の謎 (祥伝社新書)

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