Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

ここは市内か? (雨の出張)

夜中からの雨に加え、土砂降りの雨の朝、案の定、渋滞。
タイムカードを押しそびれた。ああ、本日出張なのに。
大急ぎでコンピューター室に行けば、ムシムシ暑くて空調セット。
お陰で、一斉作業も一台も止まらず今日は順調。
雨なのでお客さんは少ない、しかし、それでは本当は困る。
暗い会議の後、依頼文書と打ち合わせ内容の確認、
本日も昼食抜き、貧乏暇なし、出張に出かける。
書類鞄がずっしりと重い、本降りがこたえる。


初めての駅、初めての路線。乗り換えにウロウロしていたら、
駅員さんに職務質問されて、一緒に乗換駅へ。
こんな駅だったかな? 昔は違う駅だったような気がするけれど。
そうだよ、別々の駅だったと思う、記憶では。
岸里玉出、「きしのさと」と「たまで」だったんじゃないの?
そう、本日私が出張で乗っているのは汐見橋線

          


天下茶屋という、太閤ゆかりの地名の駅から各停で一駅下る、
岸里玉出から汐見橋までの路線。南海電鉄という名に相応しい、
昔は海沿いを走っていたんだなと思わせる風情ある駅名が続く。
津守、木津川、芦原町、汐見橋、字面からは情緒豊か。
しかし、なんだ、ここは大阪市内か? 本当に?
駅の周辺が殺伐としているんだけれど・・・。


この路線、2両しかない。おまけに駅は木造、
今時、立体交差ではない、歩いて向こうへ渡る駅。
それもそのはず。本数は1時間に2本。
なのに複線。単線ではない。ひえー、である。
今日の雨に降り込められて、逃げ場の無い木のベンチに腰掛け、
濡れるだけ濡れている私って、水もしたたるいい女? 
なわけない、こんな寂れた駅で。

南海電気鉄道(私鉄の車両23)

南海電気鉄道(私鉄の車両23)

テツはこう乗る 鉄ちゃん気分の鉄道旅 (光文社新書)

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・・・いつもなら楽しめる「初物」も、今日は楽しめず残念。


という訳で、毎週の出張は積み残し仕事を増産中。
意に沿わぬ週末の苦行。やるせない思いと天気で、
気分とモチベーションは落ちるだけ落ちているというのに、
会場は異様な熱気? というか、これが今日の内容だったのか・・・。
予告無しで、リスカトランスジェンダー。重い、重すぎる。
元気な時なら大丈夫でも、今のコンディションでは・・・。
お懐かしい「南条あや」ほど薬を飲まなくても、
切れてしまいそうな気がする、
と言うと、お叱りを受けそうですが、この路線にはびっくり。

卒業式まで死にません―女子高生南条あやの日記

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脱アイデンティティ

脱アイデンティティ


娘と待ち合わせの難波まで出るのに、1時間。
わずか250円の区間だというのに、陸地の孤島!
そりゃあ、土砂降りでなければ、JRの芦原橋まで歩いたかも。
土地勘は無いけれど。でも・・・。低気圧と寒冷前線は、
私からかなりの気力体力を奪っている上、昼飯抜き。
(胃がきりきり痛むので食べられなかった、とも言えるけれど)


それほど歩いているわけではないのに、雨に濡れまくり、
初めての場所に行った緊張と疲れ。
ペンキのはげた木造の駅舎を見ながら、待つこと30分。
駅にはそぐわぬきれいな車両が再びやってきて・・・
要塞のようにでかいけれど、
各停しか止まらない岸里玉出で乗り換え。
また、馬鹿みたいに乗換え通路が長い。
地下鉄天王寺御堂筋線から谷町線まで、
もしくは本町、御堂筋線から中央線まで、
そんな感じ?


足が棒です・・・。娘との待ち合わせまでまだ1時間。
お茶しながら読書という気力も失せて、この軟弱者は、
10年ぶりぐらいに、フットケアマッサージへ行ってしまった。
月曜会議、水曜会議、木曜会議、金曜出張、胃の痛みは続く。
でも、今だけ、「あんよ」を労わりたい。
待ち合わせまで、少し元気を回復したい。
なけなしのリラクゼーションの知識は、メンタルトレーニングは、
会議と出張プレッシャーには、それほど効き目が無いのが哀しい。
未熟者、未熟者だなあ・・・。


良かった事。出張の合間を縫って打ち合わせをした相手が、
とってもいい人だった事。書類整備のチェックを頼んだ相手が、
元同僚だった事。これは大きな救いだった。
これだけは今日の重い内容の中で、守護天使の翼付きでした。
ふう。

TRIBUTE TO YMO

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「EN L’AIR 1/fのゆらぎ」シリーズ Vol.4 小田和正作品集

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