子供祭り、そして

8:00　起床。洗濯、朝食の用意。（冷蔵庫の余り物整理）
9:00　朝食。胡桃パン･チーズロール･クロワッサン･野菜ジュース・　　
　　　野菜スープ（じゃが芋・大根･豆腐･パセリ）タイの甘味噌と　
　　　薄口醤油で味付け。大根は夕べのお刺身のつまの残り。
10:30　娘の子供祭りへ出発。

12:00　子供祭り会場の隣の市役所がワールドフェスティバル会場。
　　　 エスニック料理につられて食べ歩く羽目に。
　　　 参加国は中国･韓国・タイ・フィリピン・アフガニスタン・
　　　 インドネシア･エジプト。屋台を巡り歩いてスタンプラリー。　　

13:00　中国の竜の踊り、獅子舞を楽しむ。
　　　 獅子からはお振る舞いの飴が放り投げられ、喜んで拾う娘。
　　　 ケバブ・フォー･チジミ・揚げバナナ・コロナビール・肉春巻・
　　　 紫色のココナッツ味おはぎ・マンゴーやライチジュース
　　　 どう見ても大判焼の大きさの巨大な餃子。
　　　 いやあ、食べた食べた、他もあったけれどもう無理･･･。
　

14:00　中国の二胡や合唱、タイの歌、韓国の歌など。
　　　 小雨が降ってきたので、やむなく帰宅。

タイの屋台図鑑

香港無印美食―庶民のマル味ワンダーランド 茶餐庁へようこそ!

世界は村上春樹をどう読むか

　
　
小学校からの催し物のプリント。
保育園時代から例年参加している市の子供祭り。
例年、市役所の近くの小学校で、バザーやゲーム、
お手玉や竹とんぼ作りを兼ねた昔遊びの指導、木工細工、
似顔絵やミニSL、金魚すくいやヨーヨーすくいと
盛り沢山なのだが、どういう訳か今年は出し物が少ない。

知り合いの顔も友達も見つけることができず、不満顔の娘。
昨年は保育園の先生や、同窓生が沢山いたのにね。
市内の小学生が集まるし、みんな来るとは限らないし。
木工細工は大盛況で、中･高学年に占領されている。
仕方なく、スタンプラリーの好きな娘を誘って
道路を挟んだ向こう、「わあるどふぇすてぃばる」へ。

都内の大掛かりな本格的なものとは違い、
この小さな一地方の市内に住む外国人とその家族、
府立高校の中国語コースの生徒、大学の留学生グループと
様々なボランティアグループ、その他諸々、
一坪スペースの屋台がひしめく市役所の駐車場。

お祭りというには、余りにもささやかではあるけれど、
「アッサラーム・アレイクム」の挨拶を交わし、
ケバブを注文し、「シクラン」「アフワン」の
お決まりの挨拶を交わすのも楽しい。
まさか今日が、「わあるどふぇすてぃばる」とは
知らなかったので、思いがけなく楽しい。

恥ずかしそうに各国の言葉で挨拶をしながら、
スタンプを押してもらい、国際交流教会の粗品、
青いシャープペンシルを貰って、嬉しそうな娘。
もう少し大きくなったら、「7ヶ国語で話してみよう」に
連れて行って見てもいいかな。

本当は子供祭りのはずだったのに、各国食い倒れに
してしまって、ごめんよ。各国ビールコーナーで、
瓶入りのコロナビールをラッパ飲み。
たった1本でほろ酔いの経済的に酔えるかーちゃんは、
2度行ったエジプト、1度だけの中国、インドネシア、
家人はタイに、それぞれ思い入れがあって、
思い出の味を噛み締める。

屋台の隅に飾られたヴェジタブルカービング、
野菜の彫刻を見て思い出す。
そういえば、jyuntojapanさんのブログ
「じいじとばあばと日本に暮らす」に素敵な記事があった。
http://juntojapan.exblog.jp/　の5月12日をどうぞ。
（うまくトラックバックできないのでリンクさせて下さいね）

高校生演じる伝統行事を見ながら、複雑な心境。
出張先で、「中国はマイノリティの中でもマジョリティ、
同胞も多いし、援助もしやすい。教育現場では、もっと
多様な国の人々への援助をどうすればいいか･･･云々」の
話を聞いていたからだ。

小さなお祭り。大学生グループから声を掛けられ苦笑い。
地元にいると、どうしても知っている誰かと会うね。
小さなお祭り。娘の目にはどんなふうに映っているのか。
一緒に楽しめる、同年齢のお友達が居れば良かったね。
こんな時にきょうだいが居れば･･･。いやいや。

小さなお祭り。自分の血と肉から沸き起こる祭りには
程遠いけれど、それでも何かを摑んで欲しい。
感じて欲しい。欲張りなかーちゃん。
本当は、再び日本から出て行きたいかーちゃん。

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