1か月分の給料が

あっという間に消えてしまいました。1か月分のお給料が･･･。
今日は娘の歯科医院、予約通院日。初診から1ヶ月以上かけて、
矯正金具が出来上がってきたのです。
保険の利かない診察、保険の利かない矯正金具、
しかし、小児矯正は学校の歯科検診で指摘された結果なので、
医療控除はできるのだとか。良かった･･･。
だって、美容矯正じゃないものね。

それにしても診察も何もかも、お高い。
既にこれまでにボーナス半分ぐらいは消えている。
娘のためなら仕方ないと思うけれど、
我が家の家計って、この2、3年毎年医療費が軽く100万越えている。
保険診療を使っていても、入院が相次いでいるし。
やれやれ。

自分自身も歯列矯正の経験があるからわかるけれど、
これからなんだ、大変なのは。金具のお手入れ、
外したくなる衝動、みんなからの冷やかし、
色んな面倒なことと戦いながら、自分の歯、
自分の健康を守っていかなくてはならない。
歯は目に見える臓器、8020運動を達成できるのは、
我が家では娘だけに違いないだろうから･･･。

ボウルビィ母と子のアタッチメント心の安全基地

赤ちゃんはなぜなくの-ウィニコット博士の育児講義- (子どもと家族とまわりの世界(上))

多分いつも子供相手なのだろう。かかり付けの歯科医の所に
出張できている矯正専門の先生は、とても優しい。
今時は矯正金具の専用の入れ物もあって、（私が子供の頃は無かった）
カラフルで楽しい。娘は青いケースを選んだけれど、固くて、
なかなか自分で開け閉めができない。
とうとう、もう少し簡単に開け閉めできる
オレンジ色の別のデザインのケースをおまけに付けてもらった。

昔の矯正金具よりも華奢で、口腔内に当たる部分が透明なのが新鮮。
昔の入れ歯の様な歯茎色のピンクじゃ無いんだね。
取り扱い、お掃除の仕方、先生に教えてもらって、
歯科衛生士のお姉さんにちゃんと1人でできるかどうか、
チェックしてもらって･･･。よしよし、頑張れ。

後は学童や学校で、変ないじめに遭わないことを願うばかり。
子供はつまらない些細なことをいじめの対象にするし、
私自身もからかわれた小学校時代の経験がある。
幸い娘はクラスの中に既に矯正をしている同級生がいるようだし、
音楽教室のお友達も矯正をしているので、
周囲の環境そのものは、歯列矯正への理解があるとも言える。

されど、されど･･･子供の世界は理屈や理性では通らない。
昨今歯列矯正は市民権を得てきているとはいえ、
いじめは特別。どんな所で噴出すかわからないから、心配。
心ないひとことで、がっくり来たりすることが無いよう、
それとなく、様子を伺っておかなくては。

親がこんなこと心配しなくてはならないなんて、
何だか情けないし、違和感があるのだけれど、
これが現実。
先生も、体育や水泳の時間も何かの拍子で落としたり、
失くしたりするかもしれないから、食事の時間同様、
外してくださいねと言っていた。

3度の食事におやつ、ことあるごとに、
お手入れの度に目に触れることになる、矯正金具。
娘よ、これと付き合っていくのがどんなに大変か、
かーちゃんは、ようく知っている。
だから、心の底から応援したいと思っている。
うまく、長く付き合えるようにしようね。
自分の健康を守ってくれる道具と。

子どもはなぜあそぶの-続・ウィニコット博士の育児講義- (子どもと家族とまわりの世界(下))

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