Festina Lente2

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7人家族って

昔の家族は大家族だった。家族以外、使用人だの何だのと
人が入れ替わり立ち替わり、出入りするのが普通だった。
子沢山は普通で、少子化なんて言葉は無かった。
産めよ増やせよ」世代の父は、16人兄弟の末っ子。
生まれた時、長女の姉には自分より年上の子がいた。
甥の方が年上。そんな大家族だった頃、
7人家族なんて珍しくも無かっただろう。
おじいちゃんおばあちゃん、おとうちゃんおかあちゃん
子どもが3人、これで7人家族。


お客さん一家がやって来て、丸一日7人家族。
うん、寝る所もお布団も食べ物の食器も、3人家族の倍以上。
準備は楽しいけれど、これが毎日だったらどうかな?
毎日箱膳で食事したという父の幼少時、
故郷の田舎は、どんな食事風景だったのだろうか?


考えてみれば、何気なく毎週惰性で見てきた「サザエさん
あれは都会では珍しい大家族、おまけに奥さんの家に同居。
国策の目指す望ましい家族構成なのかもしれないが、
波平さんやフネさんが、病に倒れて誰かが介護に、通院にという
リアルで暗い設定はありえない放送。
所詮アニメの世界の美しき家族像。
だからみんなが憧れる。理想の大家族。
怪我人も病人もいない。まじめに考えると暗くなる。
・・・すぐにこういうことが頭の片隅に浮かぶ。


一人っ子の娘は、姉と友達がいるようなもので、
幼なじみのお泊りに、はしゃぎにはしゃいでいる。
みんな、夜中12時半過ぎまでお布団でごそごそしていたので
朝から大寝坊。まあ、たまにはこういうこともね。
通院で定時に起床、外出した家人と
食事の仕込みと洗濯でいつもどおりの私を除いて、
みんな朝寝坊。

幸せな朝寝坊 (文春文庫)

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家にいるのが何より好き (文春文庫)

家にいるのが何より好き (文春文庫)


ブランチで始まる遅い朝。子ども達パン食、大人は和食。
食後DSの通信とか言って、子ども達はそれぞれのソフトを使って
対戦を始める。こういうのもきょうだいがいれば普段からできる。
娘は滅多にしないので、夢中。お互い持っているソフトが違うので、
同じDSでも新鮮らしい。


人が倒れるほどの猛暑でなかったら、
草加に居た解きのようにすぐにプールに行けるのならば、
「外で遊ぼう」と言えるのだけれど、
さすがに部屋から追い出せるようなお天気ではない。
3階で走り回っているのは、・・・下の部屋に気兼ね。


スルットkansaiすごろくをしたり、ビーチボールで遊んでいるうち、
家人がアイスを持って帰宅。全員揃ったので、
サンドイッチで遅めのランチ。(洋風手巻き寿司だね)
何故か、大人たちだけ昼寝がしたい昼下がりなのに、
子ども達は遊びまくり・・・。メディスンボールが気に入った様で、
2人で取りあいっこして座っているのもかわいい。


あっという間に夕方になり、近く高速入り口までお見送り。
遠く遠く、あっという間に見えなくなるシトロエン
今回は娘は泣きはしなかったものの、
見送るのはいつも寂しい。


利害関係の無い、お付き合い。これは本当に難しい。
子どもが同じ小学校だったりする方が、難しかったりする。
赤ちゃん時代からのお付きあい、貴重なママ友達、
一家ぐるみで行き来できるお付き合い。
心置きなくお互い飲める、貴重なママ友達。
またね、またね。夏休みはもうすぐ終わり。
楽しかったね。
またね、またね。
さようなら。

ママの友達

ママの友達

ママがちいさかったころはね…

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