Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

ハウスキーパーと化して

今、雷雨が我が家を襲っている。
よそで雨が降っても、ここは余り降らないという
ため池の多い乾燥地帯なのに・・・。
実家の留守を頼まれて、天気予報どおりに雨が降らず、
18時半から2時間かけて、庭・鉢植え・畑に水を遣り、
シャワー浴びた途端に激しい雨が。
あんまりだ、私の夕方の2時間返せー。


これも普段の心掛けのせい?
私、自他共に認める強力な晴れ女。
このところのカラカラ天気で水遣りに艱難辛苦。
朝晩の家事の殆どがこれに費やされているというのに。
少々脱力、自然の成せる業とはいえ。
ああ、久しぶりの雷が鳴り続けている。
ニュースでは、猛暑一転豪雨で大変な所も。
何でこう、極端から極端に走るのか。

こころに水をやり育てるための50のレッスン (新潮文庫)

こころに水をやり育てるための50のレッスン (新潮文庫)


娘がキャンプに行き、両親が法事に帰省し、家人はお勤め。
実家を預かり、朝5時起きで庭に水を撒く。
何しろ鉢植えが多いので、大変。花も樹も野菜も、
そしてシロの散歩も、全て私の手に掛かっている。


朝の水撒きも猛暑の前では雀の涙のようなもので、
乾燥に弱い葉物は、めくれ上がったり日焼けして赤茶けたり、
けっこう無残な姿を晒している。
洗濯物が早く乾くのは嬉しいが、庭の手入れは生半可にできない。
水をやるだけで十分にバイトが雇えるのではないかと思う。


子供の頃は水を撒きながら虹を作ったり、
一つの根元に水を注ぐ時間を10ずつ数えてみたり、
葉裏に隠れていたシジミ蝶や紋白蝶が飛び出してくる様子に
しみじみと見入ったものだが、そういう柔らかい気持ちは
少しずつ枯れてきてしまったようだ。
いかんねえ・・・。


次に時間が空いたら何をしようか、算段している自分が哀しい。
やらなければならないことは沢山。やれることは少し。
ああ。それなのにそれなのに、時間を削って水を撒いたのに、
雷雨。夜、やらなければならない仕事は・・・、予定は。


こうやって、娘のいない時に、誰もいない時に、
自分だけの時間を使ってしたいことは、結局できない展開。
良いことも悪いことも、できやしないんだから。
単なるハウスキーパーと化して、犬と2人。留守番。
何かあったら、この家は無人のお化け屋敷になるしか・・・。
ろくでもないことを考えて、1人分のゴーやーチャンプルーを作り、
麦茶を沸かしていたら、やかんで火傷。嘘みたい。
この歳で、こんなうっかり怪我、信じられない。


疲れが溜まってきたかもしれません。
本日はこれにてお休みなさい。

雨ふりの本。

雨ふりの本。

雨降りお月様

雨降りお月様