今週のＮＨＫ・ＴＶ番組からそぞろ思い

そうそういつもテレビの前に座っているわけではないが、
仕事を減らすと、家に居る時間が1時間でも長くなる。
普段見られない番組を見ながら食事をしたり片付けたりできる。
何といっても今週心に残ったのは
「ためしてガッテン」美術館の見方特集。
「きよしとこの夜」ステージ101の話題が出ていたから。
「チャングムの誓い」とうとう医女見習い試験合格
「どんど晴れ」加賀美屋、のっとられるのか！？
この4つでしょう。

いや、他にも良い番組はあるかもしれないけれど、
見る時間が無ければ、ね、見られないし。
基本的に、ＮＨＫが好きな人、宣伝が少ないから。
民間の撒き戻して何度も同じシーンを見せるようなせこい編集、
番組を見ているのか宣伝を見ているのかわからない構成、
常識外れな下手なトーク、そういうものは好みでは無い。
ＴＶ番組に対して言えば、受信料分しっかり見よう、ＮＨＫ。

普段から美術館が大好きな人間にとって、
あら、健康関連の話題ではない「ためしてガッテン」珍しい。
懐メロにしか過ぎないステージ101を、どんなふうに見せてくれるのか。
何度見ても、チャングム、ウルウルしちゃう。はまりますの世界。
あと少しで終わるというのに、観客をエンロールするために
引っ張る引っ張る朝の連続テレビ小説、お家の一大事はいかに！？

GOLDEN☆BEST/ステージ101 ヤング青春の日々

｢宮廷女官チャングムの誓い｣のすべて

水曜夜。
それにしても、私はせこいから美術館に出かけたら、
目一杯、時間を掛けて観るタイプ。
だから途中でソファで休むこともしばしばだし、
説明を飛ばして（後で本を読むから）観る事もあるけれど、
1時間はじっくり見る。ささっと飛ばしてみるのは、
最近できるようになって来た芸当で、時間の関係、
体力の関係、娘と一緒に居るからに他ならない。

だって、田舎から美術館に行くのは、ちょっとした旅行だ。
1時間以内でいける所なんて、殆ど考えられない。
公共交通機関で京都・奈良・神戸なら2時間以上かかる。
往復交通費は馬鹿にならない。入館料、鑑賞券、ガイドブック。
そんじょそこらの日帰りや一泊旅行よりも、美術館に行くのは
ある意味贅沢なことだ。市内のデパートギャラリーでさえも、
1時間以内では行けない。交通費1000円以内でなんて行けない。

おまけに日本の美術館や博物館の入館料の高いこと。
常設展示とは別に、特別鑑賞権が必要なのは当たり前。
なのに、再入場はできない。当日でさえも、お断りが殆ど。
だから、疲れたから喫茶コーナーで一休みしてから、
続きを鑑賞しましょうなんてできやしない。
「ためしてガッテン」は、プロの、一度全体を見回してから、
再度じっくり観たいものを見定めて、なんて提案していたけれど、
そんなことを許してくれる博物館・美術館の類が、
日本全国に幾つあるか調べた方がいいと思う。

歩いて止まって、歩いて止まっては足が疲れる見方とあるが、
そんなこと経験上、とっくにわかっている。
でも、混んでいる美術館で自由に見ることは難しいし、
観賞用の説明テープを借りている場合は、更に難しい。
立ち止まって説明を聞かなければ、何の意味も無いから。
という訳で、企画としてはいいとは思うけれど、
実際には非現実的な提案だったから、イマイチ。

木曜夜。「ハッチポッチステーション」で一躍人気者。
自分のバンドを従えたグッチ祐三と氷川きよし君とベッキー。
オバちゃんも若手もおじちゃんも抱き込もう戦線露骨な人選。
本日のゲスト、太田裕美と金子貴俊も憎いけれど、
テーマがステージ101絡みとあれば、どうしても見てしまう世代。
あの番組から受けた数々の音楽（とダンス）の洗礼のお陰で、
当時、同級生と話の合わないの何のって、外国の曲かぶれ扱い。
今朝も通勤のＢＧＭはシカゴだったから、影響は根深い。

「人生すばらしきドラマ」もう少しきちんと聞きたかったなあ。
「涙を越えて」は、101を話題に出す時のお約束。
映像が少し出ていたのが、何とも郷愁をそそった。
おまけに、グッチ祐三が爆弾発言。知らなかったよ！
あの田中星児（おかあさんといっしょの初代歌のお兄さん）と
従兄弟同士とは！　歌の上手い血筋なんだね。
生き方は全然違うけれど・・・。

ヤング101のメンバーだった太田裕美の「木綿のハンカチーフ」
年を取っても声は相変わらず綺麗。この歌の歌詞も好き。
カラオケで歌いたい曲の一つ・・・ではあるな、世代的には。
「ウォーターボーイズ」金子君のオーディションの裏話、
フィンガーファイブの「学園天国」を歌うも面白かった。
やたら懐メロ、さすが夜10時台の番組だけのことはある。

ウォーターボーイズ スタンダード・エディション [DVD]

金曜夜、チャングム。紆余曲折の末、とうとう医女となり、宮中へ。
しかし待っていたのは、身分の低い医女への風当たりの強さ。
それでも、試験合格の喜びの余り、はらはらと涙を零す
ふっくら頬のチャングムはやっぱりかわいいし、
「医所は医者ではない」「謙虚であれ」と諭されてのち、
我儘な女官にエステまがいのお仕えをしている姿も哀れ。
チェゴサングンとなったクミョンとの再会も見もの。
いやあ、ジェットコースタームービー、目が離せません。
しかし、世の中のカップルが、こんなに素晴らしいはずが無い。
チャングムとミ・ジョンホは理想とわかっていても、はまる。

今週の「どんど晴れ」さあ、もう、大変だよ、一大事だよ。
滑稽なまでに憎まれ役、ピエロを演じる東幹久、偉い！　
ってこういう役、結構難しいんだもん。
どうせハッピーエンドになるのはわかっているけれど、
連ドラのお約束で来週も山あり谷ありの様子。
ジェットコースターでないと、ドラマにならない15分。
どう転がるか・・・。

おまけに、「きよしとこのよる」以外は、
全部娘と観ている私って・・・。
やっぱり、やり合ってもめていても、まだまだ平和な親子だわ。
善哉善哉。

ハッチポッチステーション ?ベスト・オヴ 江戸川サリバンショー?

どんど晴れ サウンドトラック