Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

ニュースの反応、今昔

例のボクシングのことで、あちこちに書かれている。
新聞でも、結構ぼろくそ。誰も、かばわない。
そうでしょう、そうでしょう。ずっと苦々しく思っていた。
何でああいう「やから」がもてはやされているのか、不思議だった。
スポーツマンから程遠い、ダーティファイトの、礼儀のかけらもない
自己主張だけの悪目立ちたがりの、やくざまがいの言動で、
不愉快極まりない人たちを、祭り上げて記事にしているのかと。


祭り上げられると言うのは、現代ではおもちゃにされる、
話題ネタにされると言うことだけれど、それさえも気づかずに、
実力を磨くことより、話題になることを選んだ、その結果。
厳しいお沙汰は必定でしょうねえ。
なんて思っていたら、まあ、あちこちでもそう思うみたい。


みんな、思っていたことなのね。
だったら、最初からもてはやさなければいいのに、マスコミ。
人の弱みも、きわどさも、何もかもネタにして世間にばら撒くのが、
言論の自由だと思っている人がのさばっているマスコミ。
いいニュースよりも悪いニュースばかりが世間に流されるから、
誰も、何も信じなくなるし、悲観的になる。
「このページは悲しいニュースはありません」という
見出しをわざわざ付けて、新聞記事を編集している有様。


そんな今日の夜、「世界まる見え」で見た番組にびっくりと言うか、
やっぱりそういう疑惑はあったんだという、納得と言うか。
昔のニュースを今更蒸し返す、というわけじゃないけれど、
やっぱりみんな思っていたのね、あの事件。
例の、ワールドトレードセンタービルの崩落についての疑惑。

暴かれた9.11疑惑の真相

暴かれた9.11疑惑の真相

9・11テロ捏造―日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ

9・11テロ捏造―日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ


事件・事故が偶然だったらともかく、何か裏工作が為されていたのではないかと
疑いの念を持つのは当たり前だと思う。特に、それが大きな利害関係を、
とてつもなく大きな利害関係が絡んだ上、政治的にも無視できないとなると。


ダイアナ妃の事故死の時も、暗殺説はすぐに流れた。
今でもそれは根強く噂されるし、番組にもなっている。
誰が一番得をしたのか。誰の口を封じたかったのか。
誰をないがしろにしたかったのか。
事件は結び目を解くことからではなく、ほどくぐらいなら、
切り取って捨てることから始まる。手っ取り早く。


だから、ニュースが流れた時、誰も純粋に事故だなんて思わず、
逐一流れてくるニュースは、アリバイ工作の積み上げみたいに
小説のプロットのように、漏れ聞こえてくる感じだった。
昨日の9・11のことに対しても、テロという形で片付ければ、
一挙両得で、国民感情を巻き込む「何か」を計画した
背景があるはずだという見方は、やっぱりと思える部分があって、
「みんな思うことなのね」としみじみしてしまう。


悲劇の背景で動いている巨額の保険金。倒れるはずがないビルの崩落。
壊れるはずのない構造を、完膚なきまでに叩きのめした崩落。
あれは、一体なんだったのか。
実際に耳にされている爆発音、映像に残されている複数個所からの爆破。
お荷物だったビルの管理費。
そして、当初の目標どおり新しく建築されているビル。
(悲惨な出来事の記念として、跡地がそのまま残されることはなかった)


凄いなあ・・・。こういう番組。こういうストーリー。
実際、建築業界でも? 周囲の目撃者も? 消防士も?
こんな崩落ありえない、というわけだから。
あり得ない事が起こるのが現実だけれど、
あり得ないことを起こそうとするのは、いつの世も人間だから。
人間の善意よりも悪意が、損得の感情が、政治的な配慮という大義名分が、
どんなふうに動くかわからないから。

欲ばり過ぎるニッポンの教育 (講談社現代新書)

欲ばり過ぎるニッポンの教育 (講談社現代新書)

真綿で首を絞めるように、駄目になっていく日本の教育・医療・福祉。
どこかの真似をして、機能していたものまで駆逐し、正義を気取る。
機能していないものを温存し、偽善を施す。
絵に描いた餅で満足させようとする、詭弁。
アウトソーシングという横文字で、誤魔化す。
そして、誰も責任を負わないシステムを作る。巧妙に。


誰が一番得をするのか、誰が一番損をして、馬鹿を見るのか。
それさえもわからないと思われたままで、暮らしているのは虚しい。
みんな思っているはず、みんな思っているはず。
このままで、いいわけがないと。

報道されない重大事 (ちくま文庫)

報道されない重大事 (ちくま文庫)

誰が日本の医療を殺すのか―「医療崩壊」の知られざる真実 (新書y)

誰が日本の医療を殺すのか―「医療崩壊」の知られざる真実 (新書y)