怒りんぼかーちゃん
やってしまいましたわ。また、娘を怒ってしまいました。
「叱る」のならいいのですが、怒ってしまいました。
事の発端は、遡って話せば長くなる水曜日の夕方。
音楽教室の帰り、私が定期券を買いに行った19時前。
そう、定期券売り場は近くない。車で行こうと思ったけれど、
駐車場代が掛かる。そりゃ、駅ビルで食事をすれば・・・。
なんと、水曜日。定期券売り場、定休日。え? そうだったっけ?
愕然、わざわざ電車で来たのに。自分にも売り場にも、ぷんぷん。
じゃ、駐車場の時間を気にしなくていいしと、近場の店へ。
・・・行きたいお店がことごとく閉まっていて、
もしかして水曜日って定休日が多いの? と今更ながら。
うわさに聞いていた、イタメシバイキングの店へ。
予算オーバーだったけれど、まあまあ、おいしく食事をして帰宅。
それから、帰宅。20時半。ピアノと宿題と・・・。
入浴を追え、娘の就寝時間はよいこの基準を超えて、遅い。
でも、大甘のかーちゃん、今日は仕方ないかと思って、
気が付けば、部屋中物を放りっぱなしの出しっぱなし。
ああ、悪いところばかり似たわ・・・。
翌朝元気に行ってらっしゃいまでは、良かった。
帰宅前に電話して、元気に予定をこなしているのを確認。
定期券を買い直して、帰宅してみれば、
コタツに入って、コートを着てお勉強をしている。
何で? あったかいコタツに入ってコート?
??? どうして、Tシャツ1枚でいるの?
- 作者: 蒔田晋治,長谷川知子
- 出版社/メーカー: 子どもの未来社
- 発売日: 2004/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 7人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
なんと、薄手の長袖Tシャツ1枚で震えている。
そりゃ寒いわさ。でも、どうして? コタツ以外の暖房無いのに。
一人でお留守番していた娘に、予定よりも遅くなってごめんねと、
謝りがてら声を掛けようと思っていたのに・・・。
かーちゃん、瞬間湯沸かし器状態、なぜ、どうして、の詰問調に。
訊けば、体育のあと暑くてトレーナーを脱いだという。
そのまま、学童に行って、忘れて帰ってきて、
気がつくと寒いので、コートを着ていたのだとか。
みなさん、どう思います?
体育は2時間目。8時間以上もTシャツ1枚でいたのか?
寒さに強いのは結構だが、インフルエンザで隣の市は1年生は学級閉鎖だ。
こんな時に、風邪を引いたらどうするんだ。
もう、声が変わっているじゃないか!?
- 作者: 中川李枝子,子どもの本研究会,大村百合子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1962/12/25
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 69回
- この商品を含むブログ (115件) を見る
箪笥や引き出しには、暖かいズボンもトレーナーも、
カーディガンもベストも入っている。
いくらでも着替えはあるのだ。なのに、よりにもよって、
一番薄手のコート(暖かくない風除けのナイロンコート)を着て、
Tシャツ1枚で震えながら、お勉強して待ってくれていても。
どうして、頭回らないんだ。重ね着しないんだ。
新しい服着ればいいじゃん。着替えれば済むことでしょう?
かーちゃん、こういうことでぷつんと切れるのです。
そして、ピアノの練習は、ハ長調の8小節だけの短い曲。
リズムがわからない。8分の3拍子の記号に迷っているのか。
それにしても、音も拾えない。4年も習っていて、
いまだに一人で譜が拾えない。
耳からしか覚えようとしない。
そのくせ、歌えない。保育園の時とは異なり、
めっきり歌わなくなってしまった娘。
1年生の時よりも、歌わなくなってしまった娘。
こんな点でも、小学校に?の私。
でも、先生も、授業中見ていて、服装気にならなかったのかな?
学童の先生も、「1枚で寒くないの?」と声を掛けてくれなかったのかな?
それ以前に、どうして「寒いな」と気が付かなかったのかな。
帰宅しても、工夫せずにいるのはどうしてなのかな?
- 作者: 宮西達也
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2006/01/01
- メディア: ハードカバー
- 購入: 4人 クリック: 83回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
はてなよりも、「小ばかくさい」ミスに、
笑って許すことができない自分自身の狭量さに腹が立ち、
娘の失敗そのものに腹が立ち、色んな意味で腹が立ち、
叱れない、私。
怒ってしまう。
怒りんぼかーちゃんは、切れる。
「どうしてちゃんとできないの?」 と
一番言いたくない台詞で娘を追い詰める。
「どうして、ちゃんとできないの?」 と怒る。
「寒かったしょ」と心配できない。
そんなにやさしくできたのは保育園まで。
小学生なら、下の子がいれば、お姉さんらしく
あれこれ世話の一つも焼けるだろうに、
疲れているときに限って、べたべた甘えてきたり、
今日のようにつまらない失敗をする娘に、必要以上に苛立つ。
- 作者: ロバートマンチ,梅田俊作,乃木りか
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 1997/09/30
- メディア: 大型本
- 購入: 9人 クリック: 212回
- この商品を含むブログ (40件) を見る
早く帰って来て(来られるならば)私が気づいてあげれば、
長い時間寒い思いをさせることは無かった?
でも、そこまでする必要が? いや・・・。
「いくつになったと思っているの、いい加減甘えないで、
自分のことをきちんとしなさい。」
・・・ああ、言っちゃった。自分が一番言われたくない台詞を。
娘に言っちゃった。とうとう、言っちゃった。
「甘えるな」という言葉を聴くと、娘は寂しそうな顔をする。
一日のうちに、一緒にすごす時間が少ないから、
一緒にいる時に甘えさせていると、何もできない娘になってしまう。
そんな恐怖感が常にあるから、ついついきつく出てしまう。
母から、「子供ができないのは、親ができないからだ」
「躾が甘いからだ」「自分だけ楽しているからだ」と
責められ続けいるだけに、切れると止まらなくなる。
2年生。まだ、甘えたい年頃。大人じゃない。
なのに・・・。わかっているのに。わかっているのに。
君が頑張っているって、わかっているのに優しくしてあげられない。
こんなかーちゃんは、眠っている君に布団を掛けながら、
泣きたくなる。こんな夜は、情けなくて泣きたくなる。
やってしまった、またやってしまったなあと。
- 作者: いとうひろし
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/10/17
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 35回
- この商品を含むブログ (100件) を見る
- 作者: ハンスウィルヘルム,久山太市
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1988/12/01
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 255回
- この商品を含むブログ (76件) を見る