Festina Lente2

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2度目のマンモグラフラフィーは

先日「ここ」でマンモグラフィー体験を読んだばかり。
で、本日職免で婦人科検診の日。どういうわけか入札制で、
毎年検診場所が変わる。昨年とどう違うのか。
まあ、片道2時間ではなく1時間ちょっとで行けるかな。
しかし、この入札にGOサインを出した奴は、絶対男に違いない。
私だったら婦人科検診に、こんな所を選ばない。


検診場所には様々な制約がある事は百も承知。
しかし、あえて言わせて貰う。
本日の私はとっても文句言い。
去年初マンモグラフィーが女性の担当だっただけに、
今年男性係員だったのは、非常に不快だった。
彼にそれほど落ち度は無いとは思うけれど、残念ながら。
職務に忠実であっただろうけれど、心理的にヤナ感じ


宣伝に、女性スタッフが検診しますと書いてあるのに、
実際は男性スタッフだから、余計にヤナ感じ。 
20代から30代だったら、絶対尻込みしていたと思う。
現に、係員が男性と知って、目の前でリタイアして帰った女性がいた。
ただでさえ、頭でわかっていても嫌なものは嫌だもんねえ。


それ以前に、何が嫌って・・・。
更衣室が男性と女性で隣同士の部屋。
構造上離せなかったのか。
開いているパーテーションの上、隣からの声は筒抜け。
おまけに更衣室から出ると、右手に婦人科の待合室が丸見え。
男性女性どちらの更衣室の入り口からでも、丸見え。
故に待合にいると、人の往来の気配を感じて、
苛々すること、この上ない。
(私服で待たされている方が、ましかな)


待合室は待合室で、中の検診(問診)の声が丸聞こえ。
私は他人の問診を聞く気もないし、聞かれたくもない。
仮に重篤な相談ごとがあっても、できやしない。
内診は女医さんだったけれど、(これは昨年に続いて2回目)
日本の内診はカーテンで区切られているからねえ。
(外国ではありえないそう)


更に、更衣するために渡された服。とんでもない。
普通のパジャマかガウンの方がまし。
こんな服に着替えさせられたのは、生まれて初めて。
ショッキングピンクのタオル地の半袖半ズボン。
男性はエメラルドグリーンの半袖中ズボンである。
何故、女性は膝上から足をむき出しにする半ズボンなのか?
男性は、中ズボンなのに?


見た目に優しくないどぎつい色に着替えさせられ、
体型が露に出るTシャツ紛いの服で
マンモグラフィーの撮影の部屋の前に待たされる。
苛立ちと怒りは沸騰しているのに、係員が男性。
去年の病院の方が、遠くてもずっと良かった。
職場から近けりゃいいだろうってもんじゃない。

マンモグラフィによる乳がん検診の手引き―精度管理マニュアル

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「気にしなければ、そんな些細な事」と思うでしょう?
濃緑色は手術着を思い出させ、抵抗。
私にとっては嬉しくない。どうして、この色?
狭いビルの2階、検診、誰が誰をじろじろ見る訳ではないものの、
気分的に落ち着かない気持ちにさせられる、それだけで疲れる。


濃緑と濃いピンクが4、50人ウロウロ。
いい年をした人間が半袖半ズボンでウロウロ。
スポーツクラブならウエァもそれなりだろうけれど、
この光景は目がチカチカする思い。
市内の慣れない場所を探して行き、
何も無ければ・・・と検診を受け、
癇に障るような着替えや待合室で消耗。
我儘かもしれないけれど、色分けブロイラー検診は嫌。


今まで産婦人科の何が嫌って、ずらりと並んだ診察台、
あられもない格好で座らされる、複数の患者横並び。
隣の問診が丸聞こえの、A病院、B産婦人科、C医療センター。
過去の検診が蘇ってきて思い出すと、
わずかな診察時間でも、色んな意味で
精神的に傷つけられてしまう。傷ついてしまう。


さて、数回の乳癌検診経験、男性医師に触診は、
顔が見えない位置に本人横に寝ているので、
余り恥ずかしいと思った事は無いのだけれど、
(若い男性の医師だったら、かなり恥ずかしいかも)
本日は椅子に座ったままで、頭の後ろに手をやって、
対面の女医さんに胸を触られるので、ちょっと何だか変な気持ち。
これも初めての形の触診。
さて、横になった姿勢と座った姿勢と、どう違うのか。


対面で胸を触られるのは、妊娠後期、看護師さんに、
赤ちゃんが吸い易い状態の胸かどうか、
見せてくださいと言われて以来のような気がする。
内科の聴診は胸に触れられるという感覚は無い。


今回マンモの男性の係員に落ち度があったとしたら、
教示が不徹底で、何をどういうふうに撮るか説明無しに、
検査に入ろうとしたことだろう。
まあ、こちらから質問するけれど・・・。
手を添えずに撮影しやすい位置に持っていく事は、難しい。
撮影される限り、自分の体は被写体としての扱い、
もっともきちんと写るような角度を要求される。
それにしても、相変わらず痛い。


同じ機械の角度を変えて、縦に挟んで2枚、横に挟んで2枚、
合計4枚を撮影する訳だけれど、つくづくこの手の検査って
心理的にも物理的にも侵襲性が高いと思う。
おまけに、室内に、女性のスタッフによる撮影ですので安心ですって、
看板に偽りありではないですか。男性スタッフの撮影もあるならば。
レントゲンの間接撮影と訳が違うよ、マンモの撮影。
嘘だと思うのなら、皆さん胸でなくても体の一部を
平べったく押しつぶされた形で、撮影されてみるといい。


そりゃ、神経を傷つけたりしないし、穿刺などに比べれば
不可逆的な危険性を伴うものではないけれど。
嫌なものは嫌、不快なものは不快。
検査だという意識と理性で、乗り越えているだけのもの。
専門学校では世間のニーズに応え、
放射線技師の女性を育成したがっているけれど、
残念ながら、まだそれほど希望者はいない。


予約時間から2時間半で、内診・触診・マンモ。
私にはとても遅く感じる、この施設の検診。
もう、こなしています、精一杯フル回転ですって感じで
受付の入り口からして「本日はご予約の方が多いので、
待ち時間が掛かる事をご了承ください」の看板。
部屋に入った途端、受付の待合が全面出口を向いているので
ものすごい圧迫感。そして、あの色の服で蠢く人々。
気持ちとしては、思いっきり萎えました。


本日は、この婦人科検診の後、
歯科大附属病院、診察治療控えています。
昼食後、そこまで出向かねば。

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