Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

今年最後の通院

さて予約がキャンセルになってしまっていた背景がわかって、愕然。
急によんどころない事情で主治医は、職場ではなく、
実家に予約変更の電話を入れていたらしい。
先生、本人確認ができない電話に出てきてしまった、
母の「ハイハイ」に、予約変更してしまった。
まさか、「こういう時に限って」が起こる。
いずれにせよ、携帯を持っていても職場は出る事が出いないのが普通。
こういう時は、さすがに携帯を持つべきだったのかとがっくり来るが。


昼間、実家に電話されるとは思わなかったので、事情説明。
電話を受け取ったことも、覚えていない人なんですもの。
というより、もう自分で掛けられない人なのに電話に出る。
お金も扱えない、買い物もできない。でもプライドは一杯。
寝たきりではなくて動いてくれるのが、感謝。
先生は「しっかりしゃべってはったんですけれどねえ」
「すみません、そうなんですが・・・」
こういう形で御迷惑をお掛けするとは。


結局臨時で診てくれた先生との方針、というか、
仮歯を決定させる前に、削った歯の根幹治療のやり直し。
耳鼻科でアレルギーの薬を貰い、検査室でCTの予約をし、
(年明けから検査だけに来なくちゃ)歯内治療科で削られ。
1階→2階→7階→6階→3階→9階→2階→1階 という具合。
年末で人が少なかったのが幸いというべきか、
こんな時まで治療に来ているのね、というのが哀しい。
朝一に来て病院の建物を出ると、とうに昼は過ぎている。

まちの病院がなくなる!?―地域医療の崩壊と再生

まちの病院がなくなる!?―地域医療の崩壊と再生

駅まで歩く。地下B2→階段で2f→8f 食事。終わると14時半。
再びB2 地下鉄、階段上がって2f。
ミナミまで戻って来て15時。
元気な時なら映画の一つも観るのだろうけれど、今日は駄目。
休憩。やっと自分の買い物。(サンタさんは来ないからね)
超実用品。贅沢なような無駄なような買い物。
上がって降りて歩いて駐車場は2階。ふう・・・。
帰宅をすれば、真っ暗。


上がったり降りたり、行ったり来たり。
1年は体調と共に、気分と共に、仕事と共に行ったり来たり。
よくまあ、沢山通院しました。
家人と共に、仕事場から直行して母の付き添いに、
早退して娘の通院に、自分の通院に、あちらこちらへ。


自分を含め家族全員の通院に付き添うので、(父を除く)
これで仕事を続けられるというのは、幸運なこと。
内科・胃腸科・小児科・皮膚科・整形外科・神経内科
歯科・耳鼻咽喉科。殆どこれの繰り返し。たまに、鍼灸整骨院
入院・通院・予防注射・歯科の矯正・検査、
自分だけではなく、家族全員、どれぐらい行ったり来たり。
でも、今日が最後の通院。


辛くても痛くてもしんどくても、寝て我慢できるものと、
通学通勤の為に、早め・応急処置・対処療法・慢性でケア、
できるだけ休ませない、休まない、仕事に穴はあけない。
やりくりできる所で通院しながら、息抜きもしていた1年。
通院の御褒美に美味しいものを食べたり、買い物したり。
気分転換と散財だけが上手になったような・・・。


疎遠になりたい敬遠したい、医療機関との間柄。
ありがたくも、できるだけお近付きになりたくない、
上手に利用したい医療機関。付かず離れずの場所。
老いた両親、更年期の自分、成長期の娘、そして家人。
年末年始、救急にお世話になることなく、
穏やかに新年を迎えられますように。
そして、皆様にもおかれましても。

心のくすり箱 (岩波現代文庫)

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