もう少し聞きたい
「一人で田舎に行ってこの子を育てる」って、そこから先
どうなったの? どうなったの? 聞けなかったけれど、
気になる、気になる、気になる。
「ちりとてちん」を朝、通勤ラジオで聞いている私。
今までも、朝の連続ドラマ小説を聞くのは珍しくなかった日常。
なのに、「ちりとてちん」だけは、見たい聞きたいその続き。
というのも、8時22分位までしか聞けないから。
話の「落ち」になる肝心な所がきけない。
ああ、後もう少しというところで、聞けない。
え? 録音しておけって? 録画を撮れって?
まあ、其処までしないのがずぼらな私なのですが。
順ちゃん、結婚しないで子供作っちゃった。
今までの冷静で強い順ちゃんが、あほに惚れるタイプだったとは。
それを「感動」の一言でくくるストーリーだったとは。
まあ、人情話ってみんなそうだけれど。
あほやから色んな事しでかすし、それに絡んで人生色々♪
でも、当事者にしてみれば泣き笑いで済まない、
切ない大変なことばかりの連続。
それがドラマだって言われれば、そうなんだけれど。
耳からしか聞こえてこない一つ一つの台詞が、こたえる。
草々兄さん、今週はかすんでいるな。
もう、今週は何と言っても順ちゃんのための週!
順ちゃん、これから身二つにならなあかんのに、どうするんや?
そんでもって、あほあほと連呼されている相手。
ほんまにあいつに責任取れるんか?
まあ、ドラマだけれど、これが現実だったら「えぐい」からねえ。
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お母ちゃんであったり、娘であったり、妻だったり、
働く社会人だったり、まあ、色々あります、人生は。
「まさか、うちの子(人)が」「あんただけは、そんなことせんとと思てた」
この台詞を胸に抱かぬ親子、恋人、夫婦関係が世の中にあるだろうか?
そうだよね、そうだよね。でも、期待通りに進まないのが物事。
日常生活の中で自分の描く「親」にも、「娘」にも「妻」にもなれず、
すったもんだしながら、さらに我が子との距離を測りかねて、
???の連続。まさか、うちの子からそんな台詞(言葉)を聞こうとは、
言われようとは、そういう連続になってきた毎日。
「ちりとてちん」とは異なるものの、何だか似通っている所も。
人間関係の基本的な所で「うっ」と思わされる所、
感じさせられる所が多いからでしょう。
一言で言えば、色んな点から感情移入しやすい。
よくできた脚本だ。
テレビ画面見ていなくても、その展開が気になり、
「次はどうするん?」「どうなるん?」と思わせるに悔いストーリー。
巷で評判高く、さりげないこだわりの小道具なども話題となり、
テレビで見る時間があれば、(ビデオ撮りしてもきっと見ずに貯まる)
とやきもき。休憩時間にこんな事している私。
休憩時、テレビもラジオも聴けないし。(不謹慎だよね)
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親は子に跡を継いでもらいたい。できの悪い子でも期待する。
尚更いい子には物凄く期待と信頼を寄せている。
それを裏切りたくはないけれど、結果的にはそうなることもある。
相手のことを悪く言うつもりはないけれど、
見下すつもりはないけれど、嫌いではないけれど、
本音で語れないことも山ほどある。
ついぽろりと言ってしまうこともある。
ああ、そうやそうやと思っている間に、職場に着いて、
タイムカードを押しているので、今日は本当に、
気になる気になる。順ちゃんどうなるの?
強くて、頑張ってる子が、本当はどんだけ切なく、
損な生き方してしまうか、そんな展開にはなってほしくない。
でも、現実はドラマのようにめでたしめでたしにはならず、
損なまま生きていく人の方が多い。
それを損と思わず財産だと思って健気に生きていく方を選ぶ人が多い。
まあ、前向きな人生といえば聞こえはいいけれど、
開き直らないと生きていけないからね、年食ってしまうと。
そして、ドラマやラジオだったら聞けるけれど、
本当になかなか聞くことが少なくなってきた、娘の本音。
抱きしめるより、小言で始まる朝が増え。
ああ、今日も君の「行ってきます」が聞けないまま出勤。
気になる気になる気になる。娘がどんな1日を始めているのか。
親ばかな私。週末は目の前。
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