Festina Lente2

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おでこに音さ

朝一の仕事場で、担当の相棒と話す。
ここは、朝からフル稼働の暖房だそう。
とても暖かいですねと声を掛けると、10度しかないと。
十分暖かい、暖かく感じる。いいことなのか悪いことなのか。
廊下は凍て付いている。みんな寒いと言う。
私はそれなりに着込んでいるから、寒くないのか?
ただ、霰の降った昨日から喉が痛くてたまらない。
いつものとっくりのセーターやマフラーを忘れたから?


つばも飲み込めないような痛みは、喉の奥右側から
右の耳の奥まで響くようになってきた。
これはやばいかもしれない。
熱も無い、痰も咳も無い。なのに痛みだけは来る。
気分的に疲れてマイナーだった昨日、
あの人がごった返した研修で、何か貰ってきたか。
うつってきたか、それとも、しんどかったのが予兆?
そういえば、昨日は首や肩・背中の痛みもあったけれど。
いつもの肩凝り・頭痛かなではなかったのか。


午後は歯科大附属病院通院日。歯内治療科。
ここの耳鼻科は午前中のみ。どうする?
抗生剤の扱いが難しい私に、カルテを見ながらぶつぶつ言う、
駅の近所の耳鼻科に、夕方行けるかもしれないけれど、
気が進まない。


神経ゴリゴリゴリ、うううう。古い場所のやり直し。
唾液が入らないようにと、緑色の薄いゴムシートが、
口を覆うように掛けられる。???これは初体験。
何だか口の中を大手術するような気分。
後から問題の歯だけが見えるように、ゴムに切れ目。
あー、良かった。このまま覆われていたら息が苦しい。
幸い経過は良好。このまま2週間後。


治療開始前、喉の異変を訴えたものの、
歯科の先生は特に何ともないと言う。
喉が痛くてたまらないのに、それも右だけ。
右の歯の治療のせいではない、とは思うけれど。
駄目だ、うがいしてその後つばごっくんが苦しい。


思い切って時間外覚悟で耳鼻科の受付へ。
耳まで痛みが響く症状を訴えると診て頂けるとの事。
ありがたい。3年前の咽頭炎を思い出す。
あの時は半日で声が全く出なくなった。そのまま1ヶ月弱。
痛みよりも喉がカスカスに。でも、耳の症状は無かった。
今回は痛みは強いがまだ声が出る。耳が気になる。


熱は36度OK。喉、耳と診てくれた年配の先生、
何もしゃべらないので、ちょっと怖い。
時間外午後診でご機嫌斜め?
? あの何を取り出してきて? いきなりおでこが冷たい。
え?え? 先生何しているの? コーン♪ キーン♪


「聞こえ方はどうですか、右と左で違いますか?」
? ? おでこに音さが、音さが響いている頭の中。
左は普通に聞こえるが、右は明らかに音が籠っている。
もう1度おでこに音さを当てる位置を変えて、試す先生。
左が澄んでいて、右が濁って反響している感じ。


一瞬耳が悪いのかと思ったけれど、先生は喉を消毒して、
(そこよりももっと奥が痛いんですよー)
「炎症が起きているのでお薬を出しましょう。
 今度からは午前中に来て下さい。」あっさり終わり。
わかっています、ごめんなさい。


通うのに2時間弱、歯科1時間耳鼻科1時間、
お薬待つこと20分、午後はこれでおしまい。
今日は早いなあ。
えーと、ファロム錠200?。これは飲んだことある。
エンピナースPD錠、これは初めて。
後はロキソニン。あー、やっぱり。
3日分。良かった。週末これで安心。
対処療法だとわかっていても。


それにしても、来週から宿泊勤務なのに。
いやいや、ちゃんと見て貰えてお薬頂けて良かった。
週末乗り切って、また来週。
外は寒風吹きすさぶ、夕暮れ。急いで帰ろう。
生まれて初めてのおでこの音さを、娘に話してあげよう。
新しい体験、話題でびっくりさせよう。

キクタニ 音叉 TF-A(キクタニ)

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Castle in the air

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