Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

授業参観と打ち上げ

例によって例の如く朝から娘を起こし、BSで『ちりとてちん
危篤の父、草若の枕辺に駆けつけたい小草若の号泣シーン。
師匠の弟子として実の兄弟のように育った草々と小草若が
抱き合って泣くシーンに思わずもらい泣き。
(小草若が父草若と一つ布団で寝ようと枕持って来たシーンから
ずっと泣けて泣けてどうしようもなかったのですが)


でもって、病気のネタも笑いに替えて、高座が始まる。
頑張れ、前座のきよみちゃん。思わず応援しながら、
再び車中、通勤ラジオで『ちりとてちん』前半を聞く。
映像が無くても、耳からだけでも十分楽しい。
面白い、泣ける、そんな風に朝が始まる私。


週末金曜日。会議が無くなり、思いがけ無い空き時間。
調べ物に1時間ほど、普段使わない頭と古語辞典。
昼食抜き。後半休。急いで帰宅。シャワーを浴び、着替え。
だって今日は、学習発表会兼懇談会。
2年生最後の授業参観。1年間のしめくくり、総仕上げ。
何があるか楽しみ。だって、手作り招待状まで貰ったもの。


そして、今日。実は2週間前の宿泊勤務の慰労会、打ち上げ。
年度末忙しくなる前に、気合を入れようという訳。
原則、職場の夜の飲み会には行かない主義。でも、
今回は久しぶりの宿泊勤務だったから、自分にご褒美。
あと1ヶ月で解散するチームと名残を惜しむ。

学習発表会は担任の腕の見せ所だ。1年生は次年度新入生の
入学準備説明会も兼ねて体育館で大々的に出し物をする。
2年生はクラス毎に、それぞれ工夫を凝らすらしい。
娘の担任は欲張りすぎたのか、指導不足だったのか、
クラスのみんなが張り切りすぎたのか、
盛り沢山のスケジュールで、おせおせで30分もオーバー。


班毎のシュプレヒコールで、始まりと終わりの挨拶。
最初の司会は、おお、娘のチョコの相手、幼馴染の君だ。
言葉遊び班、発表の要領が今ひとつ。でもクイズは頑張っていた。
掛け算班、娘はお友達と百マス計算に挑戦。2分16秒!
女の子が男の子の九九のタイムを計る。
けっこうみんな全部言えないもんなんだね・・・。


圧巻、縄跳び班。200回を笑顔で前跳び、あっという間。
後ろ跳び、綾跳び、駆け足跳び、後ろ綾跳び、じゃんけん跳び。
色んな技があるものだ。跳躍し続けるだけでも凄いのに、
二重跳びも軽々と。こなす回数が半端じゃない。
体重の軽い低学年はともかく、大人の縄跳び、膝に来ます・・・。


暗唱班、蟹の床屋でちょっきんちょっきん、ちょっきんな。
金子みすずの詩。私は不思議でたまらない。
最後はみんなで楽器演奏。ピアニカ・ハーモニカ・鈴・カスタネット
娘はお友達と電子オルガンを弾いていた。


さて、学級懇談会。みんな帰って3人だけ。あれまあ。
時間オーバーの上、「やりましょうかどうしましょうか」
先生から言うと、親は帰っちゃうものなのね。
「鉛筆の持ち方は1年生で指導するものなので、
2年生ではいちいち注意しない」という言葉には驚いた。
「注意すると沢山字を書くのが嫌になるので、
 持ち方を治しません」って、まだ2年生だよ。
しょっちゅう言葉を掛けて見てやらないと。
それは1年の先生と親の役目だけ?
低学年、周りの大人で見るんじゃないの? 


親の目の前で鉛筆を握る時間なんて、知れている。
学校で言い続けなければ、家での茶碗と箸同様持てない。
2年生では絵筆の持ち方を指導しました、だって。
それも大事かもしれないけれど、絵筆は毎日持たない。
娘が学習面も含めて1年間、成長したなあという実感が
1年の時ほど持てないまま来たのは、担任の先生との
こういうズレが、私の中では大きな不協和音。
だから、職場で見る何百人もの若者達は鉛筆を持てない訳だ。


何故だろう、ゆとり教育とは言うけれど全然駄目じゃん!
昔の方が一クラスの子供の数も多く、覚えることも多く、
先生の指導内容だって多かったはずなのに。
それでも今の子供より、鉛筆も箸も茶碗も上手に持てた。
筆圧だってそれなりにあった。何だかなあ。
まあ、この担任ともあと1ヶ月。本当に最後まで、
色んな所で反りが合わなかったけれど、仕方ない。


16時過ぎ、学童の先生に挨拶しお迎え。来年度が最後。
明るいうちに、久しぶりに手を繋いで一緒に帰る。
大急ぎで晩御飯。そのまま、宴会へ。
市内まで出ないので助かる。安いし。久しぶりに解禁。
飲んでしゃべって、沢山食べて。(夕食にプラス!)
21時半には帰宅。ピアノ練習中の娘にびっくりされる。
「お母さん、早かったねえ」


うん、打ち上げの締めくくりは、やっぱり君の笑顔。
娘の顔を見て声を聞いて、和むかーちゃんなのでした。

新しい小宴会の料理行事の料理 (旭屋出版MOOK)

新しい小宴会の料理行事の料理 (旭屋出版MOOK)

純米酒を極める (光文社新書)

純米酒を極める (光文社新書)

愛と情熱の日本酒

愛と情熱の日本酒