4年に1度の日

本日は2月29日。4年に１度の日です。
次のこの日までブログを続けている保証がありません。
実に貴重な一日となりそう･･･です。
さて、職場に行けば朝礼で上司が言いました。
「今日は2月29日です。得したなと思える1日にして下さい」
ふむふむ、なるほどそういう考え方もあるわね。
しかし、上司が何か言うと即答で茶々を入れる面々。
「同じ給料で1日余計に働かされる方は得じゃないな」
まあ、物は考えよう。捉え方次第。
色んなフレーミング・リフレーミングができましょう。

2月29日。本日の『ちりとてちん』も名場面。
箸にまつわる思いで、塗り箸への愛情、師・先代への思い。
家族の在り方、自分の仕事への在り方。
複雑に絡み合った思いを吐露する場面、
てっきりＡ子が主人公になるかと思いきや、
娘をお見合いさせて製作所の巻き直しを図っていた
父親の方に焦点が当たるとは、ね。
仕事を取るか、父親・夫としての立場をとるか。

順風満帆に見えたＡ子の一家のルーツが垣間見える週。
よく「生育歴」という専門用語を使う事があるが、
親子関係は良くも悪くも一生を通じて影響し続けるので、
何に愛情を感じたり、思い出を作ったり、
何を通して家族の一体感を抱いたかというのは、
仕事をしていく上で、非常に大きなポイント。

外国人の父、フォークとナイフで育った家庭、
両親の離婚、母の再婚と、Ａ子の父、秀臣さん。
師匠と弟子、疑似親子関係、その裏の展開、
おかみさんに作ってもらった背広の思い出に執着する
草々さんを取り巻く兄弟子達の思い。
盛り沢山な本日の『ちりとてちん』の明日はいかに。

日本のこころの歌

思い出の童謡・唱歌200 唄い出し索引つき

なかなかに人の思いというものは、すれ違うもの。
いいように取られない事も多いのが、当たり前の世の中。
期待や思惑、思い込み、引け目の裏返しの強がり、
身を引くのか逃げ出すのか、掛けるのかやけになるのか、
ほんの少しのように見えて、実は大違いの悲喜こもごも。

悲喜こもごもといえば、苦労してきた1年。
親の心子知らず、師の心弟子知らずの出来事は、
職場でも盛り沢山にあって･･･。どうしたもんだか。
気を取り直して午前中の予定を済ませ、歯科大附属病院へ。
外は明日からの弥生の空を先取りしたのか、
春の気配の暖かさ、そして冬の名残りの抜けるような青空。
行く先が歯医者で無ければ心躍るような天気。
だって、地下鉄から出ればこんな景色なんですよ。

景色を見て心躍るも、治療内容は灰色です。
ただでさえ治療している途中なのに、昨日別の歯が欠け、
口腔内はブリッジを含め3本分+上奥歯1本、下奥歯1本、
計5本、右側ばかり仮歯状態。
昨日の欠けた歯は保険がきかないという事で、
見積もり8万円余り。目が点。

その日、夜は一緒に転勤してきた先輩が定年退職の会。
おしゃれしようと持ってきたアクセサリーを来る途中、
どこぞに落っことして、意気消沈していただけに、
この避けられない歯の出費見積もりに、がっくり。
しかし、気を取り直して「何かの身代わり」になったのだと、
諦めようと思い直して、約束時間にお店に出向いた。

　

左がお店の見本、右が私の選んだ詰め合わせ。
ああ、娘に何かお土産を買わなくてはと、途中で。
ちょっとした出費ですが、お留守番していることだし。
うーん、本日お得な1日どころか、結局大出費。
大損ではないかと諦め切れない思い沸々、
地下鉄を乗り継ぎ、お店に到着、そして・・・。

お化粧直しをしに行くと、無くしたと思ったアクセが・・・。
諦めていただけに、何故こんな所に？
ひょんな思いがけない所から出てきて、唖然。
でも、良かった。ちょっと得した気分。
さて、宴席本番、急遽欠席者2名分も既に盛られていて、
食べられる。これって得？　
お料理が来るのは遅かったけれど、十分美味しく。

帰宅すると自分でお風呂に入って上がってきた娘。
何と一丁前に「美のツボ」を見ながら着替え中。
焼き物番組を見ているとは・・・。
お土産を喜んでもらい、かーちゃんと娘の29日は
和やかに幕です。皆様の29日はいかがでしたか？
4年に1度の１日は？

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