微熱の一日

昨夜発熱の娘が気になり夜中覗きに行けば、
水枕はともかく、冷えピタして布団を跳ね飛ばしている。
掛け直して仕事。睡眠は3、4時間程度。
何しろ明日までの文書を作らねば･･･。
で、今朝からだるい。喉が痛い。また？
みみっぴで計測。37.6℃。平熱が35℃台の私にはきつい。
ついでに娘を測る。？？右耳、36.7℃。左39℃？
何だこりゃ？　測るたびに温度が上がっていく。

お布団で寝ぼけマナコの娘曰く、「そんなにしんどくないよ」
食欲は無いようだけれど、その辺のもの少し口にして、
学校に行く気満々。ありがたいことだ。
で、こちらも出勤。微熱でふらふらしながら行くと、
書類を持っていく部屋を間違える、焦ってダッシュで取替え。
氷砂糖をかじって歯が欠ける。ガタが来る時は一気にか、
わが口腔内。まるで耐用年数が切れた家電並み。

え？　どうして朝っぱらから氷砂糖なんかって。
それは次期室長が自分の使い勝手のいいように、
部屋の大掃除を始めていると、ロッカー室の片隅から･･･。

KAKURI エマージェンシーツールキット AMZN-20

非常時用の持ち出し救急セット。応急手当用具一式、
懐中電灯、水の缶詰、乾パンの缶詰等が出てきた。
賞味期限は5年、つまり1993年で切れている乾パン缶詰。
試しに開けてみようという事になって、開けたのは私。
最初に食べてみたのも私。これが予想外に美味しかった。
乾パンがこんなに美味しいなんて。
それに隙間に氷砂糖が入っている。わー、懐かしい。
果実酒漬ける時以外、買わないシロモノ。
で、喜んでかじったら、右奥歯の一部が欠けてしまった。
何てこったい。がっくり。
15年の齢を経た乾パンの缶詰に恨まれたのか。

製造会社は、昔おやつで食べた菓子パンを作っている会社。
今、こういう缶詰を作っているわけだ。なるほど。
美味しさは変わらないね。しみじみ懐かしい味。
その後、職場での昼食会。年に２､３回ランチタイム。
食欲はあるのに、ゾクゾク寒気がする。熱上がりそう。
味噌の少ない豚汁に、ちょっと･･･。
それにみんな塩鮭の皮食べないのね。カリカリで美味しいのに。
熱が出て節々が痛くても、まだ食欲はある私。

でも、あれよあれよとしんどくなってきた。
咳は無いのに、生唾が湧いてきて痰も切れない。
どこで炎症起きているんだろうと思っているうち、
唾ごっくんができないほど喉が痛くなってきた。
この間２時間弱。帰りたいけれど、この書類を書き上げて、
印刷するまでは帰れないよう･･･。

はっと気が付くと居眠りしかけ。いかん、いかん。
熱いハーブティーを入れて、もう一踏ん張り。
室長も部屋当番も帰り、一人きり。
やっと仕上げて、ゾクゾクする体で帰宅。
掛かり付け内科は木曜でお休みなので、
娘の掛かり付け小児科内科に。
受付で、「今日はお母さんだけ？　娘さんは？」

ここは漢方薬も出してくれるお医者さん。
先生は私の真っ赤な喉を見て、「セフゾンじゃ効かん」
でも、微熱程度なら入浴可、咳は無いけれど痰は多いので
ツムラ五虎湯エキス顆粒、ブルフェン200　セルベックス細粒10%。
痛みが消えたら、鎮痛剤は即やめよう。
先生曰く、先週とは違う風邪を貰って来ているとのこと。

娘はピンピン元気で、少し熱っぽかったのも何のその。
お土産のわらびもちをぺろり。
シーザーサラダ味クラッカーをぽりぽり。
あれよあれよとおやつを平らげていく。
学校で作ったという折り紙のお雛様もニコニコ。
子供はやっぱり元気でタフだなあ。

試しに体温を再びみみっぴで測定。
37℃〜38℃台だったのが、下がっている。
でも、測定するたびに上がっていくのは同じ。
家人に電話、風邪は「仕事したくない病」だよと
一蹴されてしまう。精神的にも体力的にもきつい年度末。
あれよあれよと予定だけが過ぎていく。

若い頃のように無理が効かないのを実感する。
「あったかくして早くお休みなさい」を実行すれば、
こんなことにはならないだろうに･･･。
わかっちゃいるけれどやめられない。
不摂生な仕事中心の生活、下手糞な段取り。

転寝で夢を見る。超元気に動いている。
色んなこと、あり得ないことをしている。
そして、夢の中の自分がとても若い。
体の調子の悪い時は、（入院中なんかもそうだけれど）
元気に動いている夢をよく見る。
夢の代償作用？
気が付けば、朝になる。あれよあれよと朝に。

中国漢方音楽II 病気療法編

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