Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

2年生は終わり

月曜日。娘は小学校2年生の終業式。しかし、まるで緊張感が無い。
いつもと同じ。違うのは学童に持たせるお弁当を持っていくこと。
午前中で終わるので給食が無いから。
でもって、かーちゃんはいつもの朝より忙しい。
申し訳なくも、ありがたい冷凍のお惣菜。
ちなみにお弁当箱は水色でドラえもんの模様。


そういえば、2年生ってこんなもんなのかな。
通知表という言葉の意味も、よくわからないままだったっけ。
○と△とが並んでいる紙だぐらいだったかな。
私は1学期が良くて3学期になるに従って悪くなるので、
憂鬱だった記憶がかすかにある。
私としては、成績というものが何かわからなかった、
小学校低学年の頃。のほほんとしていたなあ。


ただ、先日の前髪事件で「切れた」ように、
お下げの髪を同級生の男子、いたずらっ子に切られたことがあった。
大阪生まれなのに、東北人の両親に育てられ、共通語でしつけられ、
大阪弁がしゃべられず、からかわれたり苛められたりしていた私、
短くなった片方の三つ編みのお下げに逆上。
鋏を持って、相手の男の子の髪を切り返しにいった思い出が蘇った。
血が逆流するとはあの事だろうな。


その激情、怒りを娘の前髪に投影するのも何だが、
まあ、それだけトラウマになっていたわけだろう。
こんなに何十年も経っても、「ばっさり短い」に反応するのは。
そういえば、男性の美容師に髪を切って貰うのは嫌で、
女性の美容師にばかりお願いしている。
大人になっても、無意識のうちにずーっと残っていたのか。
子供の頃に悪戯された思い出。結構、根が深い。
私の髪の毛への執着。


さて、大忙しの本日、くたくたになって帰宅。
娘は相変わらずテレビに子守をされている。
お帰りの後は、Qさまとかいう番組に釘付けになっている。
漢字検定をしているらしい。・・・、まあ、いいか。
? それより、終業式は? 通知表は?

目標に準拠した通知表所見文例集 小学校低学年

目標に準拠した通知表所見文例集 小学校低学年

指導要録通知表 エクセル選択式 記入文例サンプルデータ集CD付

指導要録通知表 エクセル選択式 記入文例サンプルデータ集CD付

お母さんに通知表見せて。
―ああ、見ても一緒。2学期と全然変わらないから。
でも、先生何かひとこと書いてくれたんじゃないの?
―うん、書いてあった。
それで?
―見たかったら、後で見てもいいよ。


いや、そういう問題じゃなくて・・・。
子育ての仕方をどこかで間違ったか、というのは大げさ。
成績を気にしていないのか、通知表を隠す気は無いのだろうけれど。
それに、去年は校長先生が終業式の日に言った話は・・・とか
色々話をしてくれたはずなのに。
2年生になってから、本当に話をしなくなった。
親も、忙しかったが夜は極力一緒にいるのに。


おかーさんも、実は成績表を貰ってきたのだと
話をすることはできなかった。
ま、勤務評定みたいなもんですが。
本日の仕事は緊張を要する仕事。まるでウグイス嬢。
あまり知らない人の前に立つのは、ね。
幾つになっても緊張するもの、ですよね?


同時に幾つものことをするのもルーティンワークならいいが、
たまにしかやらないことを幾つも振られると、おたおた。
イメージトレーニングが十分ではなくて、不安感が募る。
娘のように、あっけらかんとしているのは強心臓、
いやいや、まだ知らない、執着しない、こだわり過ぎない。
これは大事なこと。娘から見習うべきこと。


あれこれ取り越し苦労。思いもよらなかった過去からの照り返し。
立て直してきた自分が一瞬にしてぶれる感触、ショック。
そういうものを持たない、白紙に近い娘のあっけらかんとした態度、
思い立ったら後先考えず、やっちゃったー。
子どもとして当たり前の行動パターン。
苛々もし、腹立たしくもあるけれど、自分を映す鏡のように、
はっとさせられる事も多い。


親として、小学校2年生の親としての成績表は赤だらけ。
自分の心の中で、短気で落ち込みやすい自分を恥ずかしく思う。
明日から春休み、いいなあ・・・。
年度末。もう少し。片付けてからメンテナンスしよう。

世界がみる日本の魅力と通知表

世界がみる日本の魅力と通知表

心の病気を治す 自分でできる「心理療法」―症状を根本から改善する西尾式心理療法のすべて

心の病気を治す 自分でできる「心理療法」―症状を根本から改善する西尾式心理療法のすべて

かんたん自律神経健康法

かんたん自律神経健康法