Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

通院と家庭訪問、そして

本日休日出勤の代休日。計画していた事があった。
まず17:00来訪予定の担任が来る前に、応接間の掃除、
そして整形外科に通院すること、だ。
一番近所の整形外科医は骨に異常が無いの一点張りで、
リハビリの設備が余り無いので、
テニス肘になった時リハビリを行った覚えのある、
ちょっと遠いスポーツ整形を受診してみようと思っていた。


布団を干し、掃除機を掛け、昼前に整形外科へ。
ここはスポーツ障害を克服するための設備とトレーナー、
医療用足底板・医療シューズを作る靴屋もある。
しかし、待ち時間は4時間に及んだ。
その間食事に出た。昼寝もした。知り合いにも会った。
どんなふうに言われるかある程度予想もしていて、予想通り。


坐骨神経痛、間歇性跛行は腰部脊柱菅狭窄症、
又は閉塞性動脈硬化症の疑いと言われた。
MRIも取らず、症状を聞くだけでいっぱい病名がつく。
やれやれ。そして、レントゲン。
私の症状は聞き取るが、決して患部全体には触らない。
骨棘が神経を圧迫しているからだと言うが、本当だろうか。
それほどトゲトゲになっているようには見えないのに。
確かに腰は安定したカーブが少なくて直立気味だが。
体中の痛い場所を触ってほしい・・・。



接触れてくれたのは、局部麻酔薬注射時。
少し押さえて、左臀部2ヶ所、腰部1ヶ所チクリ。
帯状疱疹時に経験した硬膜外ブロックに比べれば、別に。
23時までは入浴せず様子見とのこと。
そして、コルセットを付けるようにとのこと。
リハビリに通うようにと。もう16時半前。
今日は無理ですと、急いで帰宅。

観察による歩行分析

観察による歩行分析

突然歩けなくなる脊柱管狭窄症

突然歩けなくなる脊柱管狭窄症


集合ビルの中に診療所がありながら、ここのクリニックのレシートは
駐車料金割り引き対象外という理不尽な扱い。
診療代とその半分に当たる駐車料金を要した。
干していた布団はすっかり日陰になっている。やれやれ。
17時を少し過ぎて先生来訪。私の帰宅が間に合ってよかった。
お茶を用意したものの、大抵の場合家庭訪問の先生は飲まない。
1日9件回る予定、うちは多分最終。飲んでられないよね。


ちょくちょく忘れ物があると注意されたものの、
他の子に無いいい所があるからと慰めてくれた。
まあ、55歳、沢山の児童生徒を見て来たことだろう。
まな板の上の鯉、良くも悪くも人質を取られている親の立場。
娘の良い所を見てくれるだけ、ありがたいものです。
ま、少々他の子と違う所が、・・・少々ならず、そうですか。


まあ、大人に囲まれ週末通い婚、他所のうちとは違う家族形態、
家庭環境、色々気付いてくることもあるだろうけれど、
今更ね、それを言ってもねー。
最初で最後の子、最初で最後の子育て。ただ一人の愛娘。
良くも悪くもやり直しが効かないのに、無計画な子育て。
勢いで子育て。自分のライフスタイルの犠牲になっていないか、
娘の乳幼児期学童期。振り返ると、やや後ろめたい思いがよぎる。


抗うことのできない波に揉まれてすったもんだの中で、
自分が望んだ母にも妻にも娘にもなれない中で、
その日その日を暮らしていくしかない。
その日その日の付き合いをしていくしかない。
親子であれ、夫婦であれ、できる事が限られていて。
理想だけでは、夢だけでは生きていけなくて。


担任の先生と入れ違いに、娘が水泳から帰ってきた。
夕食、アニメ、ちょっとお勉強、二人で「世にも奇妙な物語」の後半。
娘が眠った後、かーちゃん一人でBSの不妊治療の最前線を見る。
色々考える。やはり人生後半で自然に授かった幸運を。
その後色々味わった苦い思いを、俯瞰する。振り返る。
自然に任せるという選択は、選択的な撤退となった結果を。
一人っ子にしてしまった娘、期待を背負わざるを得ない娘。
私を母にしてくれた娘。これから先の道のりの長きを思う。
お互いにね。

プロフェッショナル 仕事の流儀 (14)

プロフェッショナル 仕事の流儀 (14)

そして、真夜中、NHK『プロフェッショナル』を見る。
「世界最大級の洋上加工船率いる日本人リーダー」
ファクトリーマネージャーの吉田健一
隻腕の彼がどう仕事をしているのか、見る。
その中で、「全てを教えない」―自分の仕事との共通点。
「負けてたまるか」―自分に欠けているガッツ。
怪我をして「このままでは帰れない」と仕事に掛ける思い。
幻肢痛に苦しめられ落ち込みながら、
支えてくれたのは、家族。


結果が全てだから、結果を考える。
一生懸命努力。自分が頑張っている姿を見せる。
やることは常にある。常にそれを考えているか、いないか。
相手をよく見て声を掛ける、この難しさを体感している日々。
アクシデントをどう乗り切るか。
自分の代わりをする人間を、どう育てるか。
思い責任を果たした時、人は成長する。
さて、私の上司もそう思ってくれているかどうか。
私も仕事で、そのように接しているかどうか。(苦笑)


妻よりも母よりも仕事? そんなことはないけれど、
体調不良は仕事の足を引っ張る。
家では家族は甘く見てくれる、労わってくれる。
でも、職場はそういう場所では無いから。
痛みがこれ以上ひどくならないように、
コルセットでも、注射でも、連休の谷間の締め切り仕事、
乗り切らなければならない。


自分の力を出し切るのが、仕事。
自分がそうして貰って来たかどうかは別として、
もう人に対してそうする立場にある年齢。
体調に逃げているわけには行かない。逃げたくはない。
「結果に責任を持つ為に精一杯努力する。
 これがわかる人が、プロフェッショナル」と語る吉田。
痛みが私からやる気と根気を奪わないように
祈りながら、眠ろうと思う。

企画力 「共感の物語」を伝える技術と心得

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意思決定12の心得―仕事を成長の糧とするために (PHP文庫)

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