Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

点滴に涙目

娘の不安を煽るような病院よりも、行きつけの小児科でOKと判断。
一旦予約。ぎりぎりまで寝せておいて、9時直前に小児科へGO!
3年生とはいえ上背体重もある娘は、赤ちゃんよりも体力はあるはず。
先生も、食あたりを気にする私にあっさりと、「風邪ですよ」
急に熱が出たから吐き気も頭痛もあって当たり前、とのこと。
そうか、「初めに熱ありき」なのか。


昨日食べたもの、発熱の経過、吐いた回数状態などメモ持参。
あっさり点滴が決まり、パーテーションの奥へ。
私の点滴姿や、父親の点滴姿を嫌というほど見慣れているくせに、
「点滴やだー、怖いよー。注射やだー。」と涙目になっている娘。
ああ、子供の点滴は腕を、というか手首を動かさないように、
小さな枕というか、添え木のような物を手の下に巻くんだね。
なるほど・・・。


娘が点滴治療を受けるのは2度目。1度目は2歳前後。
冬が近付こうかという夜更け、「ケンケンケン」
狐のような咳。乳幼児の定番クループ症候群。
呼吸がおかしいし、新米ママはためらわず救急車コール。
隣の市の、夜中の小児科救急へ。
即診察、点滴。昼間2日通って軽快した記憶が。
でも、娘は覚えているはずもない。


点滴中娘はうとうと。私もうとうと。
いやあ、仕事で徹夜も少なくなってきた昨今、
看病で徹夜はきつかった。まだ体も本調子じゃないし。
はっと気が付くと、娘に起こされていた。
「お母さん、点滴終わっている」おっとっと。
立場が逆だ・・・。


結局、熱さましの頓服、抗生物質、胃腸薬で様子見。
無理に御飯は食べず、今日は水分補給で。
粉薬と錠剤と座薬と、どれがいいか娘に尋ねる先生。
頓服は生まれて初めて錠剤となった。コカール錠200?。
それに、娘にフロモックス処方は初めて。
今まで無かった処方だ。
消化剤はレベニン。私も結構好きな薬。
飲み口が暖かくてふわーっと熱感がある。

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点滴後、すぐにトイレでおしっこ。
せっかく入れてもらったお薬が、
あっという間に出て行ったような感じ。
お会計。点滴の針は実費ですと言われた。
そうなのか。3割負担というわけでは無いのね。
シロップの容器と同じだね。


調剤薬局で薬を貰って、薬局で赤ちゃんイオン飲料、
ゼリー飲料、赤ちゃん煎餅を買って帰宅。
この時点で午前11時過ぎ。お薬と飲み物を飲ませ、
・・・娘もほぼ徹夜で起きていたので、即、爆睡。
うなされもせず、寝ている姿にほっとした。


眠る事ができれば、体力は回復できる。
体を休める事が出来る。お腹はもう空っぽ。
でも、無理に食べなくても水分補給さえできれば大丈夫。
点滴に吐き気止めも入っていたので、目が醒めても
少しずつゼリー飲料・イオン飲料・ポカリ・お茶を飲んでいる。
「一口ずつしか飲めない」というので、
違う味を一口ずつ試してみた。ポカリよりも、
やっぱりお茶(麦茶)と赤ちゃん飲料、
パウチが好きな娘はゼリー飲料がお気に入り。


20時。食欲は無いので水分だけ取らせて服薬。
37.8度。もう少し上がってくるようならば、頓服かな。
しばらく様子を見よう。
今までの経験だと、熱に強いはずの娘だから。
あ、漫画本読む元気が出てきたかな。
お、基礎英語のラジオ付ける気になっているよ。


ほっとしたのも束の間。今度は風呂が沸かせない。
湯沸し器が潰れているので、台所も洗面所もお湯が出ない。
シャワーが使えない。温水器スイッチに「警告」の赤字。
プロパンガスが切れているわけではない。どうして?
このところ晴天続き、太陽熱の温水器のお湯で生活していた。
今日は雨、湯沸し気を使おうとしたら・・・。


全く付いていない時は付いていない。
仕事を休んでいる時に、娘の病気で良かったと言えば言える。
動けるのは自分だけだから、運転だって何だって。
連休絡みだから病休日数も少なくて済む。
自分が休んでいる間だから、娘の看病も家で出来る。
連休からこの方、休んでいても段取りやメールで仕事が出来る。
そういう体制を作れるように望んで来てはいたけれど、
自分が率先して体験するとは。


人生万事塞翁が馬。自分が休んでいる時に母と娘の時間。
喧嘩しながらも毒づきながらも、心配したりされたり。
かーちゃんがいない間の様々な疲れが、
娘の体の中でも溜まっていたのかもしれない。
お互いゆっくり一部屋で休もうか。


それにしても、今回傑作だったのは、
夜中ネットで症状や病院を検索していたら
「おかあさん、私の病気の原因わかった? 調べた?」
総合病院かクリニックか、思わず娘にどちらがいいか尋ねたら、
「熱が下がってお腹痛が治るのなら、どっちでもいい」
誠にごもっとも。娘の的確でドライな即答に脱帽。


熱が下がってきて、電話でパパとしゃべっている言葉。
「おとーさん、初めて錠剤をお医者さんから貰った。
 シロップも無かった」うーん、お薬でちょっと大人になった気分?
嬉しそうに報告しているのが、無邪気というかかわいいというか。
おまけに「おかーさん、今日の小児科の先生、ちりとてちんの、
A子のお父さんに似ていたよね、ハーフの」
君、診察中、点滴の注射で涙目になりながら、
そんなこと考えていたのか。何て奴。
急病には驚いたけれど、娘の新たな側面発見。

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