Festina Lente2

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対照的な娘

2日寝ているだけでも、十分退屈だったのだろう。
まだ余り食べられないけれど、薬持参で登校。
熱が下がったので学校へ行きたがったから、見送った。
毎晩9時には、基礎英語のラジオを聞きお姉さん気分。
昨日は夜の10時ごろ、音楽教室の宿題をしていた。
時間割を合わせずに寝ようとしたところは、おっとっと。
それにしても、娘は偉いとつくづく思う。


休みたいとかサボりたいとか、寝倒したいなんて思わないらしい。
もっとも私とて、いじめに合った小学校時代でも、
「学校を休む」などという発想は皆無だったが。
いつから休むという観念が浸透してきたのだろうか。
浸透ではないな、休みが切実に欲しいと体が要求する。
(もちろん心もなのだろうけれど)社会人になってからかな。


体調の安定していない時、一旦体を横にすると、
床に吸い込まれるような感覚で、布団に落ち込んでいく。
それが怖くて無理矢理起きて動くと熱が出る。
このくり返しの波をサーフィンしている感じだ。
娘は熱が下がると、お粥をパクパク食べている。
ウロウロ動きたがる。しかし・・・。

ジョン・ウィリアムズ・グレイテスト・ヒッツ1969-1999

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ザ・ベスト・ミュージック・オブ・ジョン・ウィリアムズ

ザ・ベスト・ミュージック・オブ・ジョン・ウィリアムズ

ふらふらヨロヨロしながら学童へ迎えに行くと、
運動場で走り回っている中には姿は見当たらず、
木陰で休んでいた。さすがに2日ぶりの登校は疲れたらしい。
何しろ熱は下がったけれど、余り食べていなかったしね。
給食も余り食べられなかったらしい。
お腹は壊さなかったものの、高熱で吐いたのだから本調子ではない。
娘にとっては初めての体験、初めての体調。
「何だかじっとしていても、たまにオエッと来るんだよ」
そうだろうなあ。


しかし、娘は宿題をやったからと音楽教室へ。
夕食もお粥程度だけれど、ラジオを聴いて、お布団に入って、
珍しく22時までにはダウンしてお休みなさい。
そして、いみじくも口にした。
「2日休んだだけでこんなにしんどいんだから、
 お母さんみたいに入院したら、とってもしんどいのわかるよ」


ありがとう。そうなんだ。すぐに調子よくならないので、
焦ったり苛々したり落ち込んだりするんだ。
骨折や出産の時のように、すっきりと体調が上向きになる、
そんな感覚からは程遠いんだ。
それで自分でも、エアポケットに入ったように落ち込んでしまう。
でも、君を見ていると、君のそばにいると、
全く別の世界を感じるよ。
かーちゃんとは対照的。


迷わない。いつもの生活を続けていくことに。
ストレート。自分のしたいことに。
点と点とを結んで、線と線に繋げていく。
そういう毎日の過ごし方に、子供である君の日常に、
かーちゃんはとてつもない「強さ」を感じているよ。
子供が子供である、そのエネルギーを感じるよ。


ああ、やっぱり子は親の鏡。
君を見ながら、自分を整えたいと本当に思うよ。

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