Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

久々のお呼ばれ

音楽教室がお休みなので、娘はお友達と午後から遊ぶことに。
小学校が違うので、お迎えに来て貰い、遊んで、お風呂と夕食お呼ばれ。
仕事帰りのかーちゃんはお迎えがてら、夕食お呼ばれ。
ありがたいことです。どちらも一人っ子一人娘。
親としては共通する思いもあるわけですが、
やはり、校区の違う、また働いていない、メールでやり取り世代の
若いお母さんの話はある意味別世界で、へえ、ほう、ふうんの世界。


一日中自分だけ家にいるって、どんな感じなのか。想像も付かない。
近所付き合い、おまけに何かあれば電話よりメール、
まるでメーリングリストで伝言ゲームをしているよう。
近所のおうちでエステ会、習い事の送り迎え、
お花の講習会、そうか、結構忙しいんだね、
結構年齢差のあるご近所付き合いなんだ。色々大変そう。


10以上の歳の差があるから、どうこうと言う訳ではない。
同じ習い事の小学生の娘を持つという共通点は、それなりに有意義。
でも、狭くて深い関係を、家を中心としたプライベートに持っていき、
あれこれする才覚は自分には無いなあと、心の中で溜息をつく。
仕事をしているので、お呼ばれやお招きをする機会が少ない。
だからこそ貴重でありがたいのだけれど。
土日休日は普段離れ離れの家族タイムに使い切ってしまう。
それが子供にとってどういう意味を持つか、悩む時もあるが。

五つ星のお付き合い (Sanctuary books)

五つ星のお付き合い (Sanctuary books)

人生ゲーム(2008年ver.)

人生ゲーム(2008年ver.)

楽しい時間はあっという間に過ぎる。娘はお友達と人生ゲーム。
お庭で花火を楽しんで、私がお土産に持ってきたアイスでデザート。
さあ、21時、もう帰って寝なくちゃね。あーあ、とうとうラジオ講座
サボっちゃったなあ・・・。さて、忘れ物は無い? 荷物をまとめて。
お世話になりました、さようならと車に乗り、家まであと少し・・・。
娘が突然後部席で叫ぶ。「学校の宿題忘れてきちゃった!」


まるまる2往復、お友達は既にベッドで爆睡中。
その部屋に娘はそっくり学校の宿題を忘れて来ていた。
それを受け取り、さあ、帰ろうとすると、「待って! もしかすると」
娘は車を飛び降り、お友達の家の中へ再度駆け込んだ。
しばらくして持ってきたのは、お風呂場での着替え。
目が点になった。がっくり。忘れ物無いかどうか、尋ねたのに。
そりゃ、一々リュックの中をかーちゃんは調べないよ。
自分で見ていると思ったもの。


ちょっと、むかついた。宿題のみならず、着替えまで。
家できちんとしないで、後始末をさせる。
自分の躾の甘さがこういうところで露呈したかと思うと、
自分のだらしなさが娘に伝染しているのだと思うと、
頭に血が上ってがっくり来た。
一つならず二つ忘れ物。大事なものばかり。
これでこの夏、2回もキャンプに行くのに、大丈夫なのか。
一事が万事じゃないのか。


かーちゃんの苛々心配性は、テンションが上がっていく。
楽しくお呼ばれのはずだったのが、お小言の夜に代わっていく。
楽しく締めくくるはずの夜のドライブが、娘にとっては針の筵。
私にとっては・・・。
ああ、こんなはずじゃなかったのに。
週の真ん中、水曜日。楽しく過ごすはずだったのに。
脱力、失望、怒り、やりきれなさ。
オーバーかもしれないけれど、毎回お呼ばれの度に忘れ物。
品数、増える一方。


小学校に入ってから、次第に娘の忘れ物に悩まされている。
一緒に毎日丁寧にチェックしないから?
1年生と同じようにチェックする時期ではないけれど、
まだ必要な時期。やっぱりまだまだチェックが必要?
でも、失敗する経験も必要。どこまで。
見切り発車をしているのはかーちゃん?


なかなか締めくくりが難しくて、楽しい夜が楽しいだけでは終わらない。
娘にお小言を言っている自分が嫌になる。
自分で自分に言っているみたいなものだmの。
やれやれ水曜日。1学期はもう少しで終わるのに。

感情論―北の小言幸兵衛

感情論―北の小言幸兵衛

オフクロの小言が人生を教えてくれた

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