娘の顔を見て復活

実は本日、出張研修日。しかし、アテが外れたというか、
研修内容は全くの期待外れだった。
確かに物事を把握するためには、過去の歴史を知らなくてはならない。
ただ、研修ともなれば漫然と話を進めるのではなく、
目的・意図を明確にした上で伝達しなければ意味がない。
相手が聞いてくれるだろう、類推するだろうを押し付けて、
話したいように話し、さあ、ディスカッションして下さい。
適当にグループに分かれて、異なる意見を出し合った上で、
各自報告発表してくれれば、何かが見えてくるでしょうという、
そういう形に流されていることに、飽き飽きしている。

何故か、この場所に来るととても不快な気持ちになる。
押し付けられた役目、自分では望んでいない立場、
そういうものを否が応でも意識させられるから？
この歳になればやりたくないことでも、
こなさなければならないと重々わかっていながら、
まるで私の体は登校拒否児のように体調が悪い。
頭痛、眩暈、鼻水。

企画した人の労を思うと複雑な心境。選択したセミナーが悪かったのかも。
明日２日目は胃カメラ精検でパスする予定なので、更に複雑。
２日目の方がセミナーの内容としてはいいような。
娘を迎えに行かなくてはならないので、心残りだが中座。
炎天下再び駅へ向かう。目が痛い。

しかし、私としては、この夏の研修の山場は8月の1・2日。
http://www.seikyokyo.org/ivent/aichi-gifu/index.html“
“人間と性”教育研究協議会主催の全国夏季セミナーに参加すること。
今年は愛知岐阜大会なので、名古屋市で行われる。
一昨年大阪だったので参加。今はなき若桑みどり氏の講演が懐かしい。
今回初日は上野千鶴子氏の講演。10年前に阿南市で聞いて以来だ。
その後のトークも、翌日のセミナーも楽しみ。
医学と教育、双方の視点を交えて人権を守る。
ついで、名古屋市内に１人でお泊りして自由を満喫する予定。
うふふふ。

ことりっぷ 名古屋 (ことりっぷ国内版)

大人の名古屋 08大人の都心脱出計画 (HANKYU MOOK)

ブログでいつも楽しみにしている「救急医療って難しい」の
nozakoji先生が仕事で出向いた愛知県。折悪しく入院中で思うように食べられなかった私の前に
ひつまぶしや味噌煮込みの記事が・・・。
名古屋グルメと題された一連の5月の記事に習うべく、
貴重な一泊二日を過ごそうと画策している次第。
ついでに家人の実家で岡崎の花火大会も楽しむ予定。
勉強・気晴らし・娯楽と3拍子揃った夏休みを計画中。

そんなことを考えながら、娘を迎えに行く電車に乗っていると、
到着は1時間遅れるとのこと。あちゃー。
されど駅のデパートで涼んでいるうちに、時間は過ぎる。
中央改札口には金色の天女が飛んでいる。それが目印。
（四天王寺が近いので、こういう飾りを持つJR天王寺駅）
あれ、かーちゃんの姿に気づかないのかな。
お友達が座っている中で、ボーっと立っている娘。
おーい、おーい。

やっと気づいた様子。表情がぱっと明るくなった。
でも、やっぱりちょっと疲れたんだろうなあ。
水泳教室のリーダー・コーチの皆さん、ありがとう。
駅前の喫茶店で休憩しながら一服。
クラムチャウダーと菓子パンを頬張りながら、話を聞く。

ドラム缶風呂は水着を着て入ったこと。
牛乳パックにアルミホイルを巻いたホットドックを入れて焼いたこと。
木になる粘土でキーホルダーを作ったこと。
テントが飛ばされないように、釘（ペグ）を３０回位叩いたこと。
あまごのつかみ取りは、逃げられて1匹もゲットできなかったけれど、
バーベキューで焼いて食べたこと。
おにぎりを握ったら米が砕けて美味しくなかったこと。
メロンパン作りでメロンエッセンスを入れすぎて、緑色の生地になったこと。

話は尽きないが、家路を辿る。電車の中で、こっくりこっくり。
そんな娘を見ながら、待っている間に頭痛薬を飲んで体調を整え、
娘の顔を見て復活したかーちゃん。
明日の胃カメラさえパスしたら、アバンチュール研修兼夏休みが待っている。
8月を待ち焦がれて、予定を胸に家路を辿る。
家人宅で水入らずの夜が待っている。

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