常連さん？

時間を置いて、夜、本日の研修の事を少しアップしたいと思います。
が、その前に、今日ちょっと嬉しかったこと。

食いしん坊の私が出張時、ランチを楽しみいしているのは、
時々こちらを訪れる方はご存知でしょう。
まあ、滅多にお店の名前までだしたりはしまませんが。
グルメ日記ではないので。
でも、夕食の予定が立たないとわかっていれば、
尚更、昼食はしっかり食べておきたい私。
幸いなことに市内に出る地下鉄の連絡がよく、
予定より20分も早く到着。

初めての土地でなければ、何階か試してみたあと、決めている場所がある。
和食・洋食・予算・禁煙席の有無、ランチドリンクの有無、エトセトラ。
部屋の間取りも重要。せせこましいスペース、外から丸見えは避けたい。
客層も大事。学生・若いOLに占領されて、かしましい店はパス。
そして、くつろげる美味しい店であって欲しい。
客というものはかくも贅沢なものなのです。
いつもの店でくつろいで、次の一戦に臨む。
癒しのひと時、ランチタイム。
（その対極は、地下鉄構内でぱくつくサンドイッチとお茶）

出張時・歯科大通院時、時々入るイタリアンの店は駅から至便。
狭いながらもくつろげるつくり、ランチはその日のこだわりの一品。
定番バスタ・ドリアなどもあるが、頼んだことはない。
店の名前を冠したランチが気に入っている。
100円で御釣りが来て飲み物まで付いているのが嬉しい。
さて、本日は・・・豚バラ肉のポトフ。やったね！
思わず顔がほころぶ。そう、ポトフは我が家でも定番メニュー。
この店の味はどんなものかな、楽しみ楽しみ。

大阪のカフェランチ

新版 500円MOOKシリーズ 「イタリアン」おうちでシェフの味! (講談社 Mook)

私の前に一人並んでいる。あれ、斜め奥の席に通さず、手前椅子席に。
私の番。一番奥まった背もたれのあるソファー席に。
順番からすると逆じゃないかなと思ったけれど、少し嬉しい。
注文は、いつものアンシャンテランチ。
日替わりでメニューが変わるけれど、、いつも手作りの味がする。
フランスパンもお代わり可。そして、今日はポトフ。ルンルン。

ブログでいつも嘆いているように、この1、2年で歯を悪くしてしまい、
歯科大で上前歯の差し歯、ブリッジ、そして下は一本義歯という予定の私。
硬いものは噛み切りたくても無理がある。柔らかいいに優しい食事、大歓迎。
注文を取りに来た人が「今日は御飲み物は何になさいますか？」と尋ねる。
心の中で復唱する。「今日は？」あれ、これはどういうことかな。
インディアンサマーで少し温かい今日、たまにはアイスコーヒーを。

あれ？いつもよりサーブが遅いなあ。もっと早く普通来るのに。
出張の会議開始時間を気にしながら、サラダとパンで待つことしばし。
切り分けナイフ共に驚くほどの量の肉と野菜が・・・。
野菜は煮てあるのではなく、ホクホクと焼いてある。
ちょっと添えられた粒マスタードが美味しい。
野菜と肉汁にアクセントを添える辛味。
はぐはぐ、むしゃむしゃ、ぱくぱく。・・・幸せ。
こんなに昼から食べてもいいのかと思うくらい、たっぷりの量。

「ごちそうさま、美味しかったです」満足な私。
「いつもありがとうございます。」
（あ、やっぱり覚えてくれたわけ？
　だから席の配置と飲み物の聞き方、違ったのかな？）
「いえ、本当に美味しかったです。」（にこにこ）
「あのう、今日のメニューは新作だったんです。
　自信作ですが、お味の方はいかがだったでしょうか」
「え、そうなんですか・・・。」
（こんなこと聞いてくれるなんて、嬉しい！）
「量もたっぷりで、こんなに頂いていいのかと思ってしまいました」
（男の人でも十分お腹一杯になるよね）

ほんの少しだけだが料理の感想を述べて、会議にダッシュ。
そうか、今日のは新作ランチメニューだったのか。
あの柔らかく煮込んだお肉、少し塩辛目（私好み）のスープ、
何も予定がないならば、追加してデザートも欲しかったけれど、
時間と競争のランチでそこまでの贅沢はできない。
最新作を食べさせて頂いて、幸せです。

あ、もしかしてこの店の常連さんになってきた？
だとしたら、そう思って貰えたら、少し嬉しい。
そんなふうに思いながら、お城を横目に早足の私。
ちょっと仕事に前向きになって、坂道を登る私。
嬉しい気持ちで弾みをつけて、さあ・・・。

イタリアンのシンプルレシピ―簡単で毎日おいしい、マンマの料理がお手本です。 (オレンジページブックス)

なじみの店